« 鈴鹿の森に浸る | トップページ | でっかい山とちいさい山 »

2008年10月31日 (金)

裏銀座縦走③

1日目2日目←クリックするとジャンプします♪

裏銀座縦走 烏帽子岳~野口五郎岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳

3日目(三俣山荘→三俣蓮華岳→双六岳→双六小屋)

2008年8月15日(金)

3時過ぎ。セットした目覚ましの音で目が覚めました。ベンチレーターから外を覗くと・・・白い(;・∀・)。諦めきれずに入り口のジッパーをしっかり開けて外を見ると・・・やっぱり白い( ´;ω;`)

( ´ρ`)ノビ   どうする・・・?
ヽ(`Д´)ノモリ    寝ます!!!

こうして笠ヶ岳はばっさり切り捨てられ、三俣山荘でケーキセットを食べるべく、二度寝を堪能することにあいなりました♪

7時過ぎに起き出すと、大半のテントは撤収済み。連泊するのか、ゆっくりしているテントや、サブザックでどこかに出掛ける方々もいました。朝食のお茶漬けを食べ、ノロノロと撤収です。雨は時折ぱらつくものの、風は弱く、お天気はまずまず・・・。相変わらずの濃厚なガスで鷲羽岳は全く見えません(涙)

三俣山荘の喫茶店は8時半から営業です。2Fの一角が喫茶店で、土足で入れます。開店を待ち構えて喜び勇んで中に入り・・・

P8150235

念願のケーキセットを注文!うわーいっヽ(´ー`)ノ

お値段は1000円。ここのコーヒーはサイフォン式です。エスプレッソのようなとっても濃厚なコーヒーでした。味オンチなのでよくわからないのですが、たぶん、おいしかったと思う・・・(;・∀・)。ケーキはおそらく冷凍物の量産品だろうけど、もー、そういう問題ではなくって、こんな山奥で生クリームってどういうことー!?を連呼、連呼、連呼なのです!ボリュームがあって、あっさりしたケーキです。品切れで三種類ぐらいしかありませんでした。モンブランとレアチーズを選択。おいしい~♪昨日の疲れはぶっ飛び、もはやここに住んでしまいたいとすら思いました(;´Д`)

9:20三俣山荘出発!

P8150239P8150238

昨日撮影できなかったテン場の写真を撮って行きます。テン場は砂地で水はけ良好です。場所にもよりますが、おおむね平ら。水が豊富でステキです♪眺めが良い時に、また来たいなぁ・・・。

三俣山荘を振り返りながらテン場の奥の道を登って行きます。ガスに巻かれてあっという間に小屋は霞んでしまいました。お花畑が点在し、なかなかステキなところのようです。今日のコースタイムは2時間40分。微妙な眺望にやる気は無く、あー、双六小屋に着いたら何食べよっかなー・・・などと思うことでかろうじてモチベーションを保っていました(;・∀・)

10:05三俣峠着。

三俣蓮華岳、どうしよっか?と話していると、後から来る方々がどんどん山頂へ向かって行くではないですか!道行く方々のガッツに感動し、吸い込まれるように分岐を山頂方面へ。それが100名山だろうと300名山だろうと眺望の無い山頂にはあまり興味がないみたいで・・・(;´Д`)。誰も向かわなかったら登っていなかったかもしれません。

P8150247

10:25三俣蓮華岳着!

山頂は風が強く、冷たい雨が吹きつけていました。標柱の写真を撮って、休憩もせずに移動します。山頂から双六方面へちょこっと行くと、三県の境の標柱が!三県をまたぐから三俣なのですねー。長野から岐阜に突入した瞬間です。岐阜に戻って来てしまった事に愕然とする2名。おうちが近づいている・・・旅が終りかけている・・・((( ;゚Д゚)))

P8150249

三俣蓮華岳を過ぎるとまったり道を交えつつ、アップダウンを繰り返します。

P8150254

丸山周辺のハイマツの中で、一瞬道を見失ってしまいましたがなんとか復帰。のっぺりした箇所があるので道迷いには要注意です・・・。

P8150256P8150259

11:30中道ルートと稜線ルートの分岐着。

P8150255P8150242

ザックを下ろし、双六、どうしよっか?・・・ひどいもんです。ぜーんぜんやる気がありません(;´Д`)。至近距離で遊ぶイワヒバリをずーっと眺めていました。100mほど離れた残雪の上でオコジョがちょろちょろしており、雪山に登ってはつりっと滑って落ちるのを何度も飽きずに繰り返していました。滑った時に白いお腹が見えてかわいい~♪トカゲのような俊敏な動きは全く写真に収まらず・・・目に焼き付けて楽しみました。

あぁ・・・なんか空が明るくなってきたな。雨も止んだし、暖かいし・・・双六に行ってみようか?ちいさなお友達に元気をもらえたしねっ。さー、行くぞ!

中道ルートはライチョウが多いんだ、と同じ道を行くおじさんが言っていました。中道にすればよかったかなぁ、と思ったけど、せっかくやる気になったので稜線ルートをまっすぐ進む事に。

P8150261

12:15双六岳山頂着。

うーん。何も見えないっ( ´;ω;`)

山頂は素通りし、とぼとぼと双六小屋へ向かいます。

P8150262

双六岳の山頂はまっ平ら。視界が悪いので両脇に積まれたケルンがありがたいです。
晴れていたら気持ちいいんだろうなぁ。晴れないかなぁ。と、しつこくしつこく思っていたら・・・

P8150263

んんん??前方に何かが薄っすら見えるぞ・・・!?

P8150266

まじでー!?∑(゚∇゚|||)

4

ガスが・・・ガスが・・・切れたー!。゜゜(´□`。)°゜。

突然の出来事に、もう、あいた口が塞がりません!双六からの下りは結構急で・・・こんな時に転がり落ちたら死んでも死に切れないです(;・∀・)。一歩一歩確実に下らねば。そして、ビールとおでんと鷲羽岳の眺望だっ!!

P8150273_2

小屋が見えてきました♪
眺望命!眺望良ければ全てよしっ!!( ´∀`)

P8150281

13:20双六小屋着!

双六小屋のテン場は大賑わい!湖畔の美しいテン場は、整地されてほとんど平ら。水も豊富で無料です(小屋脇の蛇口からもらえる)。テントは1人500円。トイレは小屋の外のトイレを利用(100円。紙は・・・あったっけ?)。うわぁー・・・昨日に引き続き、ここも素晴らしいっ。一目で気に入りました。昨日の雨のおかげで浸水しそうな場所には水が流れた跡があります。よさげな場所を見つけ、テントを張って小屋のテラスに移動です♪

P8150283

いただきまーすヽ(゜▽、゜)ノ

牛丼を注文しようとしたら、ご飯が炊けるのに1時間かかると・・・なにーっ((( ;゚Д゚)))

P8150293

・・・1時間後。2度目の昼食を味わう食いしん坊万歳な2名なのでしたー( ´∀`)。ちゃんと炊いたお米はおいしいですねー。山で牛肉が食べられるってすごい。小屋は偉大です!!まったりな行程にケーキ、ビール、牛丼、おでん・・・あー、大人の縦走なんである。違う意味で北アの魔力にとりつかれてしまったかも。。。

P8150288

5

鷲羽岳も、すっかり姿を現しました。本当に、羽を広げたような立派な山容です。昨日、あそこに居たんだよなぁ・・・。来た道を思い、感慨にふけりながら遅めのランチを悠々と味わいました。山に来たヨロコビよ・・・。松本で野宿してさぁ、信濃大町から山に入って岐阜に下るんだよ?すごいね、ぜんぜん移動してきた実感がわかないねーなんて話していました。

日が射して、青空が出てきました。昨日の雨に濡れた装備を広げると、みるみるうちに乾いていきます。お日様ってすごい。みなさん一様に干し物を広げています。中には湿気ったシュラフに包まって寝ながら外で干しているツワモノも( ´∀`)。お日様の恵みを平等に受け、みんな笑顔です。テントの側でぼんやり日に当たって幸せを噛み締めていました。

夕方・・・雷の音がし始め、パラパラと雨が。干し物を仕舞い、テントに避難します。今日はちょっと遠いところで鳴っているようです。テントの上にはどっかりと双六岳。きっと守ってくれるから大丈夫!安心してテントで夕飯の支度を始めました。

P8150296

なんか、今日は食べてばっかりで・・・(;・∀・)。しかし、食べないと荷物が減らないのである(汗)最後のナスでラーメンを1食分作って2人で分けて食べました。連日寒くて食べられなかったみかんのパックをやっと食べてもらえてうれしいです(めずらしくモリボッカ担当)

小屋で予報を見ると、うーん。明日も悪い~っ(´;ω;`)。大荒れだったらこの縦走自体無かったわけだし・・・ここまで予定通りに来る事ができて、しかも今日は鷲羽岳が眺められたんだからよしとしなければバチが当たるのです!空にはガスに巻かれながら煌煌と月が輝いていました。明日もガスなのかな。もう奇跡は訪れないのかな。

4日目に続く!

|

« 鈴鹿の森に浸る | トップページ | でっかい山とちいさい山 »

コメント

こんにちは!!
お盆3日目だ!!
おお~~~、三俣のテンバ・・・7時すぎに通り過ぎたっ!!モリさんのテント探すんだった。
三俣小屋でトイレ借りました。
スタッフがさわやかでよかったです。
しかし、ケーキですかあ、ヨダレもの。
こんな山奥でケーキセットなんて~。お金いくら出してもいい!!絶対食べたい!!
そのころ私らは泣きながら鷲羽登ってました(笑)

双六から晴れたのですね!!うちらは水晶あたりです!!双六のテンバは去年行きました!!
気持ちいいですよね。私はうどん食べました。
槍からクタクタに歩いた後だったので、涙でた・・・。
池があって、お花がいっぱいで、また行きたいところですね。
ただ、激烈に混んでましたけど。

残りレポ、楽しみ。
鏡平のカキ氷かしら~。

投稿: choco | 2008年10月31日 (金) 22時24分

ガスが切れて晴れてきたときって嬉しいですよね!
鷲羽が見えてよかったです。

双六は食べ物もおいしいし、羽根布団も気持ちいいし、
好きな小屋です。
テン場もよさげだなあ・・

投稿: bun | 2008年11月 2日 (日) 19時50分

cakechocoさんおはようございます!

>おお~~~、三俣のテンバ・・・7時すぎに通り過ぎたっ!!

大接近でしたね!!お会いできなくて残念・・・weepchocoさんたちが三俣蓮華岳を乗り越えて一仕事して来たというのに、われわれはテントの中でこんな時間にご飯食べてました(汗)
山で生クリームは格別ですっshineパックの生クリーム山に持って来てみようかな、と思ったぐらいheart01泣きながら登った鷲羽は一生ものの思い出ですね!昼過ぎには水晶・・・水晶岳でガスが晴れるなんて、chocoさんは黒部のヌシに愛されてるのかもーshine私も、水晶で快晴を引き当てたいなぁ・・・!

西鎌尾根は今回真横から眺めたのですが、アップダウンが結構ありそうで、槍から来てもきつそうだな~と感じました。うどんの味は格別だったでしょうね!spaここを繋がないと裏銀縦走が完結しないので、いつか繋いでみたいと思っていますwink

>鏡平のカキ氷かしら~

うふふ。小屋グルメは鏡平からわさび平まで続きます♪(アレしかない!)おたのしみに~happy01scissors

cakebunさんおはようございます!

>ガスが切れて晴れてきたときって嬉しいですよね!

ありがとうございます!happy01
巻かれることはあっても、晴れることは少ないガス。今回は行動中に晴れるという奇跡に恵まれて感無量ですっweep鷲羽は槍から眺めたときに、なんてゆったりとして美しいんだろう、今度はあそこに行ってみたいな・・・と思ったお山なのでした。夢が叶ってとても嬉しかったです♪

>双六は食べ物もおいしいし、羽根布団も気持ちいいし

双六小屋は羽布団なのですか!気持ちよさそう~。疲れも取れますねflair小屋泊まりは3回しかしたことがないのですが、いずれも綿の重たく、冷たいお布団でした~coldsweats01
双六小屋は癖になりそうです!笠ヶ岳と西鎌尾根が残ったので、きっと、また食道楽な旅をしてしまいそう・・・昔から食事がおいしい小屋なのですね。食事と睡眠と眺望は大切ですよね♪
bunさんもテン泊ぜひぜひ!テン泊のいいところはお盆でも気兼ねなく混雑した山に出かけられるところでしょうか・・・あっ、ただ燕山荘と槍ヶ岳山荘のテン場は争奪戦でした。そして敗れました。ははは(A;´・ω・)アセアセ

投稿: モリ | 2008年11月 3日 (月) 09時40分

ガスが切れて見える山もいいですが、ビールに牛丼の風景も気になります。
山で食べる牛丼は美味しいだろうなぁ~
ケーキセットにもびっくりです山で食べれるなんて・・cake

投稿: オヤ爺 | 2008年11月 3日 (月) 21時43分

cakeオヤ爺さんこんばんわ!

>山で食べる牛丼は美味しいだろうなぁ~

うふふ。お肉硬めですが、おいしかったです~shine何よりもご飯がふっくらしていたのが印象深いです!無洗米を持っていく方も多いですが、私はもっぱらアルファ米・・・sweat01以前標高の高いところで米を炊いて失敗したので炊かないことにしています。標高と気温で加熱する時間は異なるし、ほんと、米が上手に炊ける方はすごいですcoldsweats01

双六小屋にはケーキは無いのですが、何故か三俣山荘にはあるんですよー!これまた2日も歩いて来たところにあるから心が揺らぐ・・・(涙)北アはくせになりそうなぐらい物資が充実していて怖いです(lll゚Д゚)普段ビールは飲まないけど、山で飲むとおいしいですねっup高尾山の山菜うどんにはかなわないけど・・・ここも持ち込み+外食で豪華な宴会ができるかもです!wink

投稿: モリ | 2008年11月 3日 (月) 22時54分

この記事へのコメントは終了しました。

« 鈴鹿の森に浸る | トップページ | でっかい山とちいさい山 »