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2008年10月 7日 (火)

裏銀座縦走①

裏銀座縦走 烏帽子岳~野口五郎岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳

1日目(高瀬ダム→烏帽子岳)

2008年8月13日(水)

待ちに待ったお盆です!ヽ(´ー`)ノ
帰宅後、シャワーを浴び、前日にパッキングしたザックを引っ掛けて速攻で某駅へ。鈍行で松本に移動です。24時前に松本に無事到着し、軒下で野宿・・・(;・∀・)。松本はなぜか雨。なんでやねん!!と憤りを隠せない2名ですが、今思えばその後の旅のお天気を象徴していたのですよね(涙)
4時まで仮眠して、ムーンライト信州で信濃大町へ。車内は山装備な方々で埋め尽くされていました。ここまで来れば、どでかいザックも恥ずかしくないです。穂高で3分の1ぐらいが下車して行きました。表銀座なのですね~。あっちもいいな・・・。
信濃大町でもたくさんの人々が下車。改札を出ると、タクシー相乗り合戦の始まりです。手を上げて高瀬ダム!!と言うと、一瞬で連れが見つかりました。お盆+ムーンライト信州はかなり好条件なようです。高瀬ダムまでは信濃大町駅から8000円。4人で割って、1人2000円。助かった~(´∀` )

七倉ダムでタクシーを一旦降り、登山届を提出です。届出所は大混雑。届けを出さないと高瀬ダムに入れません。出しに行くと、北鎌を目指すパーティーがモリの前で受付をしていました。時間短縮のため、登山届は自宅で書いてくるのが正解なようです。キレイなトイレもありました。お盆ということで、今日はゲートが早めに開いているとの事。再びタクシーに乗り込み、高瀬ダムで下車。最後の、石組みのジグザグな急登に感動しました。ダムを車でよじ登るのです!すでに一山登った気分です。ぷはー(´ヘ`;)

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昨日の雨は嘘のように上がり、今日はとってもいいお天気♪こうでなくっちゃ~( ´艸`)
エメラルドグリーンの湖面がとってもきれい。高瀬ダムはロックフィルダムでは日本一の高さを誇る、有名なダムなんだそうです。ダムだけ見学に来る方も多いとか。烏帽子岳らしきピークが尾根上に見えます。アルプス三大急登のブナ立尾根。標高差1200m、地図のコースタイムは6時間。日が暮れるまでに着ければいいから!!と、キュウリ・トマト・ナスなど重たい食材をザックに詰め込まれ、ナーバスになっているノビを励まして出発なのです(´∀` )

6:10高瀬ダム出発!!

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長いトンネルをくぐり抜け、吊橋を渡ると濁沢キャンプ場です。紅葉がキレイな時期にテントを張りに来たら静かな夜が楽しめそう。まっ平で快適そうなテン場です。

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6:35登山口通過。

濁沢を渡ると、いよいよ取り付きです!水場はこのあたりにあるようですが、軽量化のため、食事用の真水は担ぎませんでした。どんな山なんだろう?ちゃんと着けるんだろうか?緊張と期待で胸が震えます。

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歩き始めてしばらくすると、ブナ林に。ブナの幹は全体的に細く、ゴージャスな感じではなかったけれど、それでも嬉しいです。木々からもれる朝日を顔に受けながら山に入れた喜びを噛み締めていました。

道はとてもよく踏まれているし、整備されているし、なんだ、普通に山じゃん!なんて思ったのですが(;・∀・)

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階段状の登りが延々と続きます(((( ;゚д゚)))
無理の無い歩幅で登れるので、急な感じはあまりしません。危険箇所もあまりありません。最初は余裕なのですが・・・
変化の無い単調な登りに、次第に筋肉がやられて・・・くる(;・∀・)
ゆっくり、ゆっくり登らなければ。咲き乱れるオオバギボウシを愛でながら、後から来る方々にどんどん先に行ってもらいました。登山道には番号が書いてある標柱があります。12番まであり、次の番号が現れるのをじりじり待ちながら少しずつ進んで行きました。番号の標柱があるところは、休憩ができるような広い場所が多く、偶数で休憩!という感じで休む目安を決めて積極的に休みます(´ヘ`;)

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深い樹林帯の切れ目から、時折稜線が顔をのぞかせます。崩落がひどいです。タクシーの運転手さんの話だと、白砂の土砂がダムに流れ込むので、捨てる工事をするのが大変なんだとか。コンクリには使えないし、もう大町あたりは捨てる場所がないんだよーなんて言っていました。

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ひたすら、登る、登る、登る。

タクシーを相乗りした、それぞれ単独の男性2名とモリたちは、体力度が近かったのか、仲良くデッドヒートを繰り広げていました。聞けば、九州&四国から来ているとか!GPSを持っている方が現在の標高を教えてくれます。急ということは、標高が稼げるということなんですよねー。亀のように遅いけど、意外と登っている自分達に感動しました(´;ω;`)

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これは、なんの山だろう~?あー、風が涼しいっ(´∀` )

9:40三角点通過。

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一瞬まったり道に!!シャリバテてきたのでたぬき岩によりかかって、ゼリーを食べました。ぽつり、ぽつりと目の前を人が通って行きます。同じお盆なのに、混雑具合は燕岳の半分以下です(;・∀・)

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そして再びまったり道。崩落地を回り込みます。もうじき森林限界かなぁ・・・。だんだんガスに巻かれてきました。山頂に着いたら真っ白というオチだったらどうしよう(´・ω・`)

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急登に逆戻り。3番・・・。

2番あたりでGPSの方が、あと標高差100mと教えてくれました。100m!たったの100m!ヽ(´ー`)ノこの数字は標高差を目安にしているということでしょうか。

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1番!!!!∑(゜∀゜)

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最後の標柱を通り過ぎると、そこには平らな道とお花畑が。まさに天国。花々が、こんにちわと言っているよ・・・。ここまで来れば、小屋は目の前っヽ(´ー`)ノ樹林帯に入り、少し下ると・・・

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11:15烏帽子小屋着!

着いた~!ヽ(´ー`)ノブナ立尾根。予想していたよりは・・・大丈夫だったかも(´∀`;)なーんてね♪

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小屋の前は花壇(?)が作られていて、イワギキョウが咲き乱れていました。青い屋根がかわいらしい、素朴な小屋です。山バッチと手ぬぐいを手に入れ、テントを張りに行きました。小屋から少し離れた下ったところにあります。テント500円。水1リットル200円。トイレは天幕の人は無料(紙無し)です。

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池のほとりに白砂のテントサイトが♪池の側に張ることもできます。虫が多そうなので中腹に張りました。そんなに早い到着時間ではないですが、いい場所選びたい放題です。まっ平な場所を確保できました。場所によっては斜めです。石や岩はゴロゴロしていないので遅く到着してもまずまずの場所に張れそう・・・かな?

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テン場から三ツ岳へ続く縦走路がどーんと見えます!なかなかのロケーションです。独特の雰囲気でとってもいいテン場なのですが・・・小屋のお水がかなり塩素臭くて閉口。。。下から担いで来られなかった我々が悪いんです。おいしい湧き水があれば、文句なし、5つ星だな~。

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お昼はごまみそラーメン(´∀` )。ウィンナーを冷蔵庫に忘れて肉ナシです・・・。

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昼食の後はお楽しみの烏帽子岳へ!

13:15烏帽子小屋出発

正面に見えるピークはニセ烏帽子。花崗岩な山で、燕岳のお散歩道と似ています。お散歩道は行き交う人もまばら。稜線を独占です。烏帽子小屋も、この稜線も、なんとも言えない空気が漂っています。砂礫の斜面には終わりかけのコマクサがポツポツと咲いて風に揺れていました。

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振り向くと三ツ岳。でっかいカタマリです。

ニセ烏帽子を登りきると・・・

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烏帽子岳が唐突に現れた!

りりしいピークです。ここから見ると、槍のよう。こんなにかっこいいお山だったなんて!想像以上に美しい山容にうっとりです。山頂に人が立っているのが見えました。頂上まで行けるみたい(地蔵岳のオベリスクは登れなかった)。行ってみよう!

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船窪岳方面への分岐を左に折れて烏帽子岳のピークへ向かいます。樹林帯の中をジグザグ登ると、GPSの方が上から降りてきました。「カニのタテバイヨコバイなところで渋滞してますよ~(´∀` )」

えっ??カニのタテバイ?ヨコバイ( ゚д゚)?

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・・・タテバイだ~!(lll゚Д゚)

でもっ。花崗岩なので、みんなが足を置くところは削れていてスタンスはいっぱい、鎖もあるし、見た目より登りやすくて大丈夫でした♪ノビは顔面蒼白でしたが・・・(;・∀・)

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14:20烏帽子岳山頂着!

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船窪岳方面に延びる縦走路。緑の尾根に地糖が点在して美しいです。後立山連峰と裏銀座のあいだにあるこの尾根の、ひっそりとして、どこか忘れ去られた感すらある趣がモリの心を掴みます。いつか、いつか繋いでみたいな・・・。

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ガスがかかって遠望はききません。遠くで雷の音がし始めました。やばいっ。早く降りなければ!

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途中でちらりと見えた、高瀬ダム。びっくりするほど近いです!ほとんど垂直だったということですね~(;´Д`A ```

昼食のラーメンが意外と腹持ちが良く、あんまりおなかが空いていなかったので、夜はサンドイッチと果物で軽く済ませました。一玉500グラムはあろうかというデパ地下で気合を入れて買ってきた梨は、糖度が低めであんまりおいしくなかった!(ノ ゚Д゚)ノ西友の梨のほうがおいしいなんて~!担いだ甲斐が無く、非常に残念です。。。ノビが。

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歯を磨きながら外に出ると、空がぼんやり赤く染まっていました。しまったー。ガスガスだから、夕焼けは無いと思っていたのに( ; ゚Д゚)

風も無く、穏やかな夜です。昨日の夜から続いた長い移動がやっと終わりました。無事に予定の行動をこなすことができて一安心です。夢に見た裏銀に、本当に来ちゃいました。突然で、まだ実感が沸きません。明日が核心のロングコース。早く寝なければ。ガッツナイターを聞きながら就寝。ドラゴンズ、逆転されて大敗だったらしいです。最後まで聞かなくてよかった。゜゜(´□`。)°゜。

2日目に続く!

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コメント

こんばんは!
わー、お盆レポだ!!まってましたー。
いつ、始まるんだろうとワクワクしていたんですよ。
13日・・・私たちが太郎平めざして折立からうんしょ、うんしょ登っていたときですね。なんだか懐かしい。
烏帽子岳は行ったことがありません。地図を広げて読んじゃいました。いつかいくぞー。
ほんと、急なのぼりなんですね。階段、げー、という感じです。
それなのに、梨になすびに、キュウリ??
ノビさんやる~。
ノビさんのザックにつめこんだモリさんもやりますね(笑)
さて、続きが楽しみですが・・・もしかして14日は雨では・・・

投稿: choco | 2008年10月 8日 (水) 22時13分

烏帽子の頂上、楽しそうだなあ。
船窪への道も気持ちよさげだなあ。

こんなん見てると、行きたい山が増えて増えてしかたないなあ。
それにしても、テント装備でブナ立尾根5時間ですか・・・


投稿: bun | 2008年10月 8日 (水) 22時18分

夏の北アルプスはいいねぇ~scissors
テントと食材担いでモリさん、ノビさんタフですね。
テント経験が無いのでわかりませんがザックの重さは20キロ位になるのでしょうか?

登りはゆっくりマイペースでいいと思います。競争ではないので周りの景色・変化を楽しみながら・・・
最近、オヤ爺もこのスタイルで山を歩いています。
こうすると意外と長時間平気で歩け且つ水分補給も少なくてすむことを実感しています。
さあ、2日目のレポが楽しみです。fuji


投稿: オヤ爺 | 2008年10月10日 (金) 00時07分

※お返事が遅くなり、申し訳ありませんでしたwobbly

shinechocoさんこんばんわ!

ありがとうございますheart04もう10月なのに・・・遅くなって恐縮ですcoldsweats01
chocoさんたちは薬師岳だったんですよね!happy01薬師岳、来年こそは・・・と思っています♪薬師から黒部五郎さんと雲の平をめぐる旅、めちゃくちゃ憧れですshineこちらは道が良く、高低差もほどほどで私たちでも歩けました。きっとchocoさんたちなら余裕です!scissors

>ノビさんのザックにつめこんだモリさんもやりますね(笑)

ふふふ。私のザックは・・・何が入っていたんだろう~。えーっと、ガスのカートリッジと・・・テントのポールと・・・カロリーメイトと・・・。
しかし、ちょっとやりすぎてしまったようで、昨日ついにノビの膝が壊れてしまいました(涙)教訓、鬼はほどほどにっ!weep

そうです、雨です~rainレポ、作成中です♪ダラダラアップで申し訳ないのですが、その2も見て頂けたら幸いです!

shinebunさんこんばんわ!

>船窪への道も気持ちよさげだなあ

bunさんと船窪岳、すごくイメージぴったりかも・・・!flair
崩落地が怖そうなのと、アップダウンが見るからに激しいので、気軽に近づけない稜線ですが、なんというか、すごーく人の心を引きつけますよね。船窪小屋はステキな小屋で有名なので、いつか泊まってみたいです♪

>それにしても、テント装備でブナ立尾根5時間ですか・・・

コースタイム6時間はちょっと余裕を持たせた時間だと感じました。1時間に300m登れば4時間・・・歩行距離も短いし、多くの方々は4時間台で登っていたかもですhappy01good今回に限らずいつもごぼう抜きされていて、年配の健脚な方は本当にすごいなぁと・・・。トレイルランの方なんて論外!何食べたらあんな体になれるんだろう~、といつも背中を見ながら思っていますcoldsweats02

shineオヤ爺さんこんばんわ!

夏のアルプス・・・気がつけば遠い遠い日々になってしまいました~weep

>ザックの重さは20キロ位になるのでしょうか

ノビ20キロ、モリ15キロぐらいだったと思います。私は単独行の時も15キロぐらいです。日帰りで10キロの荷を担ぐオヤ爺さんなら、テント装備も全然大丈夫かと・・・happy01最新の道具を厳選して選べば更なる軽量化も可能だと思います。

>競争ではないので周りの景色・変化を楽しみながら・・・

そうですねっshine本当に、そう思います!歩いてさえいれば、いつかちゃんと目的地にたどり着ける、いつもそう思って歩いています。ゆっくり歩くと長時間休憩せずに歩けるというのは同感です!早く歩いて座り込むより結果的に早い気がします・・・!

レポ、作成中です♪2日目は行程が長いのでさらにダラダラなレポになってしまいそうですが・・・見に来て頂けたら嬉しいですっhappy01ありがとうございます!

投稿: モリ | 2008年10月14日 (火) 22時10分

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