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2008年8月30日 (土)

散財にっき

この前、山から帰ってコンデジをよくよく見たら、なんとネジが一本無くなって、外装がパカパカしていました。生活防水のコンデジなのに、雲って見えなかった原因はこれかー、と・・・。

そういえば、1年前から急にフリーズしたりしてたし。シャッターがちゃんと開かなかったりしたし。逆光の写真を撮ると画面が真っ白になっちゃうし。光学5倍ズームは汚くて結局広角しか使ってなかったし。青空がざらつくし。色味が好みでないし(あれっ??)

修理に出すと、しばらく写真が撮れない。山に出かけて写真が撮れないというのは、寂しいものです(´・ω・`)

調子が悪いコンデジをサブにして、いよいよまともなカメラが欲しいなぁと・・・。

・・・。

・・・。

・・・。

地元の某カメラ店で、迷っていた2機種をしつこく触って、触って、触って

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買っちゃいました~ヽ(´ー`)ノ(ノ´ー`)ノ(ノ´ー)ノ

地元の電気屋で、「需要がないので取り扱っていません。お取り寄せならしますけど、何か?」と言われようと

会社のカメラヲタクに「キャノンなら中古で安いのいっぱいあるのに、なんでペンタ?」と言われようと

やっぱ好きです、ペンタックス!!( ´∀`)

初めて自分で買ったカメラはペンタの単焦点のフィルムコンパクトカメラでした。ちっこいカメラとは思えない写りの良さに、単焦点ってすごいっ!!と思い、その後購入した銀塩一眼レフもペンタックス。レンズはもちろん単焦点・・・。ボディ手ブレ補正機構内臓なので、当時のレンズが今でもそのまんま使えるっていうのが感動ものです。

キャッシュバックと下取り(ノビの化石カメラ)で実質ボディが4万円(;・∀・)。単体よりレンズキットの方が安いというおかしな現象すら起きてます。庶民の味方、ペンタックス。今年の3月発売なのに。この値崩れっぷりがせつない(涙)おかげで、モリでも買えました。

K20Dと迷ったのですが、こっちは人気で、値が下がらない、下取りがないー(;´Д`)。触って心が騒ぎましたが、それに見合うレンズを購入できるめどが立たないので、K200Dに決定!(゚∀゚ )

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・・・やっぱり、K20Dにしなくてよかったな。お金以前に腕とセンスがないっ(;・∀・)

ファインダーの狭さ&暗さ、操作のしづらさは許容範囲かな??後々文句言い出すかもしれないけど・・・ははは。

単三電池4本使用なんて意味わかんないし、エントリーモデル&ペンタミラーのくせに重たいし、防滴防塵なんていらないから軽くするべきじゃない?・・・というのが市場の判断のようですが(実際売れてない)

旅先で電池よく切らす&雨どころかジュース・うどん汁までこぼすモリには願ってもない機種なのでした!ヽ(´ー`)ノ

写真を撮るために山に登るのか、山に登って写真を撮るのか・・・

もちろん、山あっての写真です!

だいぶ食料は削らなければいけないけど(;´Д`)。ボッカトレーニングだと思って精進あるのみですー(汗)

ますますコースタイム通りに歩けなくなりそうな予感。1日の行動時間6時間程度で済むお山で早くテン泊したいな~( ´∀`)矛盾してるような・・・

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2008年8月28日 (木)

はるかなる、白山南縦走路③

白山南縦走路縦走(銚子ヶ峰~三ノ峰~別山~室堂)2日目

2008年7月21日(月)

1日目はこちらです♪

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赤谷の沢からジグザグ登ると・・・木道が現れた!庭園風な景観にびっくり。湿原のようです。ハクサンコザクラがたくさん咲いています。うわー、南竜に着いたんだ~。思えば銚子ヶ峰から果てしない道のりであった・・・ヽ(´ー`)ノ

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ここは梓川?驚くほど豊かな水量の沢が流れていました。

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10:30南竜山荘着。

ここのトイレは水洗で、とってもキレイ!しかも無料。立派な小屋です。テン場は少し離れています。テントを張りたかったな~。

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甘みあっさりフルーツの白桃は、桃が生々しくてなかなかおいしいです♪ここから標高差350m強の登りが始まります。重たいものを食べてしまわねば(;´Д`)。もう濡れることはないだろう・・・と思い、靴下を履き替えました。快適、快適♪

室堂方面は、重たいガスがかぶっていたのですが・・・

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あれっ?晴れてるよ??∑(・∀・)

本当にモリたちのためにガスが晴れているのでしょうか?そんなわけないな。別山でお賽銭を奮発(100円)したからか?

早くしないとまたガスガスになるかも!出発だ~ヽ(`Д´)ノ

11:05南竜山荘出発。

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南竜山荘から室堂までは3本の道があります。エコーラインとトンビ岩コースと展望コースです。最短ルートだということで、迷わずトンビ岩コースを選択。

しかし・・・

急がば回れ!先人の教えは偉大ですヽ(`Д´)ノ

まず、沢を何度か渡渉しました。残雪が覆っている箇所があり、上に乗ったらバコッと折れた!!残雪の下は沢が流れ、空洞になっているので危険です。この時点で、ルートを変えるべきだと気づけば良かったのですが・・・。沢と残雪に覆われた地帯を過ぎると普通の登山道になりました。若干急ですが、整備されているので大変ではありません。

パトロールの腕章を着けた女子高生?が2人、すばやい身のこなしで駆け下りてきました。足はスニーカーです。あぁ、パトロールの人が来てるんだから問題ないだろう、しかもスニーカーだし・・・とその時は思ったのです。

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登山道には水が染み出し、水は沢になり・・・。

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足はずぶ濡れ。さっき靴下替えたばかりなのにー。って、あれっ?なんか嫌な予感がするぞ・・・。

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そして、登山道は無くなった。悪夢再び。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

昨日の雪はコチコチだったけど、ここは少しやわらかい・・・。でも傾斜が急すぎます。滑落したら止める手段がありません。一気に怖くなり、笹薮に逃げ込みます!

先行して行った方がルートを見つけてわしわし進んで行きました。必死でくらいつく2名。しかし、ヤブ漕ぎはつらいです(;´Д`)。全身でくたびれます。何よりも精神に堪えた。あー、エコーラインに行けばよかったよ・・・(涙)

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最後は少し傾斜がゆるくなった雪の上を恐る恐る前進・・・。

残雪の上部に回り込むと、そこは少し開けていて、室堂まで0.8キロの標柱がありました。よかった・・・。どっかり座り込んで動けません(;´Д`)。ノビが、室堂に着いたらジュースでもビールでもアイスでも切手でもなんでもおじさんが買ってあげるから!と言って笑っています。くそー、小学生かっヽ(`Д´)ノ。あの子たちはすごいね!?スニーカーでこんなところを下るなんて。スーパー女子高生だっ。

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南竜ヶ馬場方面を振り返る・・・。ずいぶん上がってきました。あそこに居た頃は平和だったな・・・(´・ω・`)

普通の登山道に復帰しましたが、ジグザグジグザグ・・・急です。無心で前進あるのみ。道がある、それだけで上等!!

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これがトンビ岩・・・なのでしょうか?シャクナゲがたくさん咲いていて、よく来たね!と言ってくれてました(多分)

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平坦なハイマツの中の道を進んで行くと、御前峰が正面に現れた!暗いガスに覆われていたのが、一気に晴れ始め・・・

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青空っ!!(゚∀゚ )

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うれしいなー・・・疲れがぶっとんだー・・・。゚(゚´Д`゚)゚。残雪がまるで雲のよう。室堂は雲に浮かぶ楽園なんだなぁ。あそこにはジュースとビールとアイスと切手が・・・。

室堂に至る木道はハクサンコザクラやらチングルマやら・・・色んなお花が咲いて、天国のようです。

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13:00室堂着!!

本当に、来てしまいました。いや、来るつもりでやって来たのですが。室堂、何年ぶりだろう??なんだか信じられないです。銚子ヶ峰から室堂に来られるなんて。車で来たら平瀬道~石徹白はめちゃめちゃ遠いのに・・・。そして夢の稜線はここで一旦終わりです。

連休最終日だというのに人がすごいっ。お祭りだ!トンビ岩コースなんて誰も居なかったのにー。

切手とジュースと山バッチを購入し、昼食の準備です。ここは水が豊富なのでパスタが作れます。靴を脱ぎ、靴下を干していたら、小屋泊のおばさまが・・・

「あら~、テント!?ここで泊まるの?(室堂にテン場はありません)どこから来たのー?」

「三ノ峰からです」

「・・・?そお~、ちがうお山から来たのね~!」

別山の周りに居た方々はわかってくれたのですが、ここは三ノ峰や銚子ヶ峰を知らない人の方が多いのかもしれないです。旅の終わりを感じたというか、なんだかとてもせつない気持ちになりました。

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白山神社ではたくさんのお坊さんが集まり、神事を執り行っていました。ん?そういえば神主さんは坊主にしないよね?坊主はお寺だよね?お寺のお坊さんが神社にお参り??まぁ、いいか( ´∀`)

御前峰。本当はこれに登らなければ登拝は完結しないのかも。でも、完全にタイムアウトです。コースタイム通りに歩けなかった上に、休みまくりで昼前にたどり着く事ができませんでした。今度は紅葉の時に来るからねっ!今日は別山方面が濃厚なガスで全く見えないからいいんです。いいんです。いいんです・・・。

白山神社にお参りして、サマージャンボ・・・じゃなくて帰りの無事を祈りました。安全第一!三億円あっても死んじゃったらムダです!(゚∀゚ )

うーん。なんだか元気になってきた。シャリバテだったのかも。。。ここから標高差1200m、約7キロの下りが待ち受けています。旅は・・・まだ終ってない!お家に帰るまでが遠足!燃え尽き症候群になりかかった心を奮い立たせ、下りに取り掛かります。最高の稜線でした。なんだかよくわかんないけど、ありがとー!。゚(゚´Д`゚)゚。

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14:30室堂出発。

うわっ!1時間半もダラダラしてしまった!日が暮れる前に降りられるか!?

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御前峰を何度も何度も振り返る・・・。お別れするのが本当につらい。また、きっと!

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平瀬道は階段状の道が延々と続く登山道です。眺望もあまりありません。階段の段差が高く、膝に堪えます。エスケープに最適な道とは言いがたいですが、市ノ瀬に車を回送するのが難しかったので・・・。ノビが後ろからどすどす降りて来るので、膝にくるよー・・・?と言ったら、大丈夫!という返事が返ってきました。内心、あーあ、モリだってたまには本当の事を言うのに・・・と思っていました(;・∀・)

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白水湖が見えた!午前中よりは近づいていると思う。多分。

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崩落している登山道。迂回路があります。昔来た時も少し荒れているな、と思ったけど、さらに崩壊が進んでいる様子です(;´Д`)

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今日は何回雪の上を歩いたんだろう・・・。豪雪地帯恐るべし。ここは大丈夫です♪

山頂直下のガス地帯を越え、森林限界を越え、ひたすら下って下って・・・あ、暑いっ。標高が下がると一気に暑いです。。。

16:00大倉山避難小屋着。

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小奇麗で立派な避難小屋です。使い捨てトイレがあり、回収箱も設置されています(200円)あまりにも暑いので中で休ませてもらいました。先着に老年のご夫婦が居たのですが、この後、モリたちと抜きつ抜かれつのデットヒートを繰り広げることになろうとは・・・♪

16:15大倉避難小屋出発。

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日が長いので、まだまだ明るいですが、いい加減、時間が押してきました。ノビが遅れるようになってきたので、大丈夫か訊くと・・・

「膝が痛い・・・(;・∀・)」

やっぱりー。きっとそう言うと思ってたよ(´Д`lll)

平瀬道。下山に使うときは着地に用心です。他にも数組、足を引きずっている方を目撃しました。

ノビのザックに室堂で汲んだ水がたんまり入っているのを見つけたモリは、膝の負担を軽くするべく、捨てようとしました。すると

「白山のお水は家に持って帰る!!(`Д´)」

おおっ。頑張るねー(;・∀・)モリは持てません。

大倉山避難小屋で出会った年配のご夫婦と同じぐらいのペースでゆっくりゆっくり下って行きました。

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白水湖は・・・なかなか近くなりません。

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三方崩山が大きい!山頂から白山はあんまり見えなかったけど、こんなに近いお山だったんですねーヽ(´ー`)ノ

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ザレてます。暗くなったらヘッ電つけて歩けばいいやと開き直っていました(;´Д`)。ほとんど同じペースで来ていた年配のご夫婦は、お母さんの膝がやられてしまった模様。なんと、お父さんがお母さんのザックを担いで歩いているではないですか!お父さん、かっこいい~!しかも笑顔がステキなのです。きっとすごく疲れているのに・・・。モリの言いたいことに気づいたノビは

「テン泊のザックなんか持てません。自分で担いで降りてください(`Д´)」

甘えることは許されないのであった(゚д゚lll)

標高が下がり、巨木が出現しはじめました。森は薄暗くなり、気もちよくて何度も梢を見上げては立ち止まりました。白山は周辺の森も美しいです。今年の紅葉も楽しみだなぁ。

車の音がするなーと思ったら・・・

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18:20平瀬道登山口着!!

ゴールだった!おつかれさまー!!ヽ(´ー`)ノ

平瀬道の入り口近くに大白川温泉という温泉があります。156号沿いの平瀬温泉はここから引湯しています。足湯があったのでとっても入りたかったのですが、時間が遅い(;・∀・)。これから石徹白に行かなければ。泣く泣く温泉を諦め、帰宅の途に着きました。車を回収して、家に帰ったのが0時過ぎ。くたびれたけど・・・でも、本当に充実した山旅でした。一泊二日とは思えません。美しい縦走路とお花の残像は下山後、数日間モリの脳を支配していました。こうして、今記事を書いていても、しんどい記憶は薄いんです。南縦走路、上手く伝えられないですが、とても素晴らしかったです。念願の縦走ができて感無量です。

来年は・・・北縦走路!?お花松原に行ってみたいな。単独では難しそうなので、ノビの休み次第ですが、次なる夢を叶えたいものです。

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2008年8月27日 (水)

はるかなる、白山南縦走路②

1日目はこちらです♪

白山南縦走路縦走(銚子ヶ峰~三ノ峰~別山~室堂)2日目

2008年7月21日(月)

4時過ぎ・・・活動し始める方々の物音で目が覚めました。避難小屋は寝坊する心配がなくて安心です。混雑していて、ちゃんと眠れるか心配だったけど、家よりよく眠れました(;・∀・)。毛が生えた心臓に乾杯。前日の睡眠が足りなかったからかもしれないなぁ。

トイレに行って、期待に胸をふくらませて屋外を確認・・・

ガス、ガス、ガス、怒涛のガス((( ;゚Д゚)))

み、見なかったことにしようっ。晴れるかもしれないし♪

火も使わずに行動食やおかしをぼそぼそと食べ、一番に小屋を出発なのです。ダラダラテン泊が身上ですが、今日はかなり頑張らないと帰れない(涙)いってきまーす!

4:45三ノ峰避難小屋出発。

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この山域はガスに包まれていますが、東の空の眺望はまずまず・・・御嶽山、でっかいな~ヽ(´ー`)ノ

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もくもくと湧き上がるガスの中、なんとなく夜が明けました。

5:00三ノ峰山頂通過。

別山はガスの中。眺望がないので標柱写真を撮ってとっとと通過です(;・∀・)

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三ノ峰からジグザグに100m弱下って行きます。出発時は濃厚だったガスが薄くなり、朝日に染まって金色に輝いていました。

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下りきった鞍部付近でついに縦走路の全貌が明らかに。あぁー、美しい・・・。(ほとんど直登?)車の回送は大変だったけど、こんな素晴らしい道をまっすぐ歩けるならたいした苦労ではなかったな・・・と思う。憧れの縦走路。たった今、この瞬間がいとおしいです。縦走してるんだなぁ・・・。

昨日の夕方もすごかったですが、今日もブヨが半端でない!ヽ(`Д´)ノノビの帽子が黒くなるぐらいびっしりたかっているのを見て寒気がしました。持ってきた虫除けスプレーを噴霧したら一匹も寄り付かなくなってびっくり!ザックや服の上から気が狂ったようにかけまくりました。

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雲海がステキすぎて足が進みません♪

三ノ峰から別山までは、草が登山道を半分ぐらい覆っていました。朝露にたっぷり濡れた草を甘く見て、カッパのズボンを履かなかったモリたちは靴の中までずぶ濡れに・・・(;´Д`)ゴアの山靴を過信してました。早朝はカッパのズボンを小屋から履いて来た方が良いと思います。

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振り返れば三ノ峰。こちら側から見ても美しいですね~( ´∀`)

別山平までは見た目通り急です。。。来た道を振り返り、咲き乱れるニッコウキスゲを愛で、ゆっくりゆっくり歩を進めます。

別山からおじさん2人組が下ってきました。ここで半分だよ!なんて言ってあっという間に小さくなってしまいました。早いなぁー。はて。どこから来たんだろう?チブリ尾根の避難小屋?ま、まさか南竜・・・?

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6:05別山平着。

急登を登り詰めると、そこにはまっ平らな庭園が広がっていました。本当に、平らです。今までの登りが嘘みたいで唖然としました。地図で知っていても、来てみないとほんとうの事はわからないのです。晴れていればこの向こうに白山が見えるはずだけど・・・。ううっ。白いー。゚(゚´Д`゚)゚。写真ではわかりにくいですが、黄色い斑点は全てニッコウキスゲです。しおれている花は少なく、つぼみもまだまだありました♪

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視界が無かったので、別山平はさくさくと歩いてしまいました(;・∀・)。もったいなかったかも・・・と、思い、未練がましく何度も振り返る・・・。写真のお池は御手洗池。とても小さなお池です。

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平和な別山平を通過すると、再び急な登りです。別山平を過ぎてもニッコウキスゲがすごいっ。もう、眺望がなくてもいいや・・・という気持ちすらしてきます(;・∀・)

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樹林帯や、岩がゴロゴロした道をスロモーに進みます。あっ、小屋に居た団体さんが追い着いてきた~。三ノ峰と別山(避難小屋泊)のツアーが世の中にあるんですね。渋いっ。

シャリバテてきたのか、だんだんヨレヨレになってきました。ガスが巻いているので頂上までどのぐらいで着くものなのか見当がつきません(;´Д`)ハァハァ。まだかー。まだかー・・・。別山への登りは見た目よりきついです。距離もあります。日帰りで上小池からピストンする方はすごい人たちなのだ!ということが身に沁みてわかりました(;・∀・)

西側に回り込み、前方を見ると・・・

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は、白山が・・・見えてるかもー・・・((( ;゚Д゚)))

薄いガスのヴェールに包まれた、あのお山はまさしく白山!眺望は無いと思っていたのに!神様のご機嫌が変わらないうちに頂上に着かなければっ。アドレナリンが噴出したモリたちは、最後の最後で奮起した!

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6:50別山山頂着!!

うわー!!青空だー!ヽ(´ー`)ノ

三ノ峰避難小屋泊で、途中でモリたちを追い越したおじさんが、ひとり、山頂で写真を撮っていました。30分前から待っててやっとガスが晴れたんだよ!まるで君達のためにガスが晴れたみたいだ!なんて、涙がでそうなぐらい嬉しい事を言ってくれました。鈍足もたまにはいいことあるなぁ( ´∀`)

白山方面から来る人は無く、しばらく3人で山頂を独占していました。チブリ尾根からぽつぽつと人が来たのを機に、お社の石垣に隠れてお茶漬けを食べることに。おなか空いたー。。。靴の中がちゃぷんちゃぷんと言うので、靴下を絞ったら濡れ雑巾のように絞れた!ゴアのくせにっ。なんで!?

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サマージャンボが当たりますように!!

※3000円当たりました。ありがとうございました(´ι _` )

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世界が明るい青で満たされています。朝食もそこそこに、辺りを落ち着きなくウロウロして写真を撮りまくります。

銚子ヶ峰から行きつ抜かれつ(ほとんど抜かれっぱなし)していた単独のおじさんが、三ノ峰に戻って行きました。ここから先、三ノ峰から来ているのはモリたちだけに。なんだか心細いなあ・・・(´・ω・`)

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別山平のガスが晴れてる~Σ(゚д゚lll)。三ノ峰までは見えない模様・・・。銚子ヶ峰まで眺めたかったな。でも多くを望んだらバチが当たりますね。

大昔に銚子ヶ峰で出会ったお兄さんが、「別山はいいよー( ´∀`)」と言っていました。別山という山を教えてくれて、ありがとう。そして・・・

本当にいい山でしたっ!大満足ヽ(´ー`)ノ

白山方面や、三ノ峰避難小屋からたくさん人が集まってきました。南竜からピストンでしょうか?軽装な方も多いです。賑やかな山頂を後に、先に進むことにします・・・って1時間も居てしまった Σ(´Д`lll)。先は長いのに大丈夫か!?

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7:50別山山頂出発。

ハイテンションで前進!前進!正面にはどどーんと白山が。最高の縦走日和です♪

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眼下に小さく小さく見えるエメラルドグリーンの物体・・・あれは白水湖!?Σ(゚д゚lll)あの淵まで今日下らなければならないのですね・・・。

別山からダラダラーっと下り、南竜方面とチブリ尾根の分岐に着きました。ここから御舎利山へは少し登るのですが、向こう側の登山道に合流できると思って、ザックをデポせずに山頂に行ったら、植生保護中で登山道が通行不可にっ。結局分岐に戻ってきました。空身で行けばよかったです(;´Д`)

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8:05御舎利山山頂着。

白山がすでにガスに巻かれているー!!振り向けば別山も!((( ;゚Д゚)))。青空にくっきりと浮かぶ白山・・・きつねに騙されていたのでしょうか。いや、見たもんね。ちゃんと見たもんねっ(涙)

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残雪の上を歩きます。切ってあるので全く問題ありません!三ノ峰の手前とは整備具合が違うなぁ・・・。

御舎利山からちょっと急な斜面をジグザグに下って行きます。別山から南竜ヶ馬場の手前、赤谷の沢まで標高差400mぐらいの下りです。若干登りもあるけど、別山側からだと下り基調なので逆から来るよりはしんどくないです。まったりしたトラバース多め&お花咲きまくりで天国のようでした( ´∀`)

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御舎利山直下のニッコウキスゲは本当に素晴らしかった。ニッコウキスゲにはガスより明るいお日様がよく似合います。

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ハクサンコザクラは少な目、黄色い系(ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイなどなど)のお花が多い印象でした( ´∀`)

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チングルマはもう穂になっているものも・・・。ハクサンイチゲもたーっくさん咲いてます♪

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ニッコウキスゲとイブキトラノオとハクサンフウロ乱れ咲きっヽ(´ー`)ノ

たいした登山歴ではありませんが、こんなにお花が咲いている山を今まで歩いた事がありません。もう、言葉にならないです。意識が遠くにぶっとびます。日本の、しかも結構近所にこんなすごい場所があったなんて!。゚(゚´Д`゚)゚。

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・・・と、写真を撮りながら、ちんたら歩いていたら、白山はすっかりガスに包まれてしまいました(´・ω・`)。まぁ、いいかっ。御前峰より別山がメインだったから・・・別山でお天気に恵まれた事に感謝しなければ( ´∀`)

南竜方面からたくさんの人がやって来ます。こんな時間に反対側からテント装備で歩いて来るモリたちが珍しいのか、よく声を掛けられました。銚子ヶ峰から・・・と言うと一様に???という顔になるので、実は車2台で・・・と説明します。中には市ノ瀬から釈迦新道経由で別山に向かうツワモノも。下りはチブリ尾根でしょうか。テント装備なのに~。単独行おじさんたちの健脚ぶりには脱帽です!

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こんな感じの小さなアップダウンが頻発します。一部樹林帯も。まったりまったりです。素晴らしすぎて早足でなんか歩けません♪ヽ(`Д´)ノ言い訳?

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昭文社のヤマ地図で危険マークがついていたところです。稜線が細く、少しザレていますが、ゆっくり歩けば問題ないぐらい。高所恐怖症のノビは若干びびってました(;・∀・)

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9:15雨池通過。

一瞬平らな場所に・・・!小さなお池の周りにもたくさんのお花が♪これからもっと咲くことでしょう。

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油坂の頭付近のお花畑も黄色い系のお花(ニッコウキスゲ、ミヤマキンポウゲなどなど)が咲き乱れていて素晴らしかったです!

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9:30油坂の頭通過。

登りきると南竜山荘が目に飛び込んできたっ!遠いねぇ~(;´Д`)。標高差250m弱、一気に赤谷の沢まで下ります。ここから室堂までが本日一番の正念場。がんばるぞー。

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残雪が登山道に融けだしてビタビタだったり、ガレていたり、斜面が急な上に荷が重いので思うように進めません(;´Д`)。ゆっくり、ゆっくり・・・。南竜からやってきたおじさんと再び立ち話をして逃避。あまりにも山が素晴らしいので話にも花が咲いてしまいます(;´Д`)時間はヤバいのですが

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10:00赤谷の沢着。

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下り終了!ヽ(´ー`)ノ残雪が融けて集まった、冷たーい水場です。南竜まであと一歩ですが、ここまでとっても暑かった。。。手ぬぐいを水にさらして首を冷やしました。ヤマの水って何故こんなにテンション上がるのでしょうか。うれしくて、うれしくて、アライグマのように手を洗いまくるふたりなのでした( ´∀`)

長いレポを最後まで見て頂き、ありがとうございます!

収集がつかないので分割です。その3へ続く♪

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2008年8月23日 (土)

はるかなる、白山南縦走路①

白山南縦走路縦走(銚子ヶ峰~三ノ峰~別山~室堂)1日目

2008年7月20日(日)

今年の6月、三ノ峰に上小池から登りました。残雪で化粧をした別山はどっしりとして本当に美しかった。りりしい別山。左側からひょっこり顔を出している、やわらかい山容の白山。そして銚子ヶ峰から伸びやかに続く笹野原の縦走路。

別山に登りたい。そして銚子ヶ峰から白山までつなぎたい・・・!ちいさな野望がむくむくと頭をもたげてきました。

今年は海の日のお天気が良く、連休がなかなか取れないノビも2連休でした。公共の交通機関が利用できない縦走だけど、車2台で行けばクリアできるっ(゚∀゚ )。しかも、今ならお花もいっぱい咲いているだろう・・・!行くなら今しかないと思い立ち、いつものように、唐突に出発なのです( ´∀`)

車2台で平瀬道の登山口を目指し・・・1台をデポして石徹白の登山口に戻ります。高速を使うから早く終るだろうと思いきやっ。石徹白の登山口にはまったくたどり着けず、深夜2時に東海北陸道のパーキング(どこだっけ・・・)で力尽きて爆睡。翌朝、ようやく石徹白の登山口に到着しました。早立ちして南竜ヶ馬場まで行こうと思っていたのですが、この時点で三ノ峰避難小屋泊が決定しました。今になって思えば、時間がありあまっていても南竜ヶ馬場までは行けなかったです。きっと・・・(;・∀・)ハード♪

美濃禅定道とも呼ばれるこの縦走路は、かつて白山信仰の登拝でたいへん賑やかだったそうです。駐車場は海の日だけあって、たくさん車が停まっていました。トイレ有り。登山口にはつめたーい水場もあります♪

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7:10石徹白登山口出発!

しゅっぱーつ!ヽ(´ー`)ノ

まずは石段を上がります。400段以上あります(;´Д`)。息が切れない程度にゆっくり登りました。

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7:20石徹白の大杉着。

石段を登りきると、広い空間に出ます。そこにどすーんとそびえる樹齢1800年の特別天然記念物。久しぶり!元気でよかった・・・( ´∀`)。ノビがすごい!すごい!と言って動こうとしません。この木はきっと白山の入り口で何かを守っているんだろうなぁ。

で。

ここから30分ほど蒸し暑い中をジグザグ登ったところで、モリは急に思い出した。

日焼け止めを車に忘れてきたカモー・・・((( ;゚Д゚)))

ザックを底からさらっても、無い!無い!無いっ。゚(゚´Д`゚)゚。日焼け止め無しで稜線を歩くなんて、もう、シミとかシワとか、そういう次元じゃないです。火傷して顔がえぐれちゃうよ~。やさしいノビが取りに行かされた戻ってくれましたヽ(´ー`)ノ。ここで1時間弱のタイムロス。ノビの回復を待って再出発です。あぁー、本当にゴメンナサイ。。。そしてありがとうっ。

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ジグザグ登りから一瞬開放されて、ブナ林の中をまったり歩きます。

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植物博士のおじさんが、この葉っぱはいい匂いがするんだ、高級料亭で使われる葉っぱだよ!と言うので、触って手の匂いをかぐと・・・本当にいいにおい!バジル系の不思議な香りです。オオバクロヨウジと言っていたのでその名前を覚えて帰ったのですが、ネットで調べても見つかりませんでした。うーん。

※なべさんに、この植物はオオバクロモジであると教えて頂きました。葉っぱではなく、枝を爪楊枝にして高級料亭で使用するそうです。植物博士のおじさんはきっとそう言ってくれていたのに、モリが頭の中で、爪楊枝とヨウジとモジと高級料亭をごっちゃにしてしまったようです。ありがとうございました!

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お花をあまり見つけることができませんでした・・・。

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9:05おたけり坂通過。

急登ですが、すぐ終ります♪

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振り返ると眺望が良いです!登ってきたなぁ・・・。

おたけり坂を過ぎると平坦な道になります。銚子ヶ峰は、最初がちょっと急ですが、ある程度登ると、とてもまったりしています。風が無く、ここまでとっても暑かった!樹林がところどころ途切れて風が渡ります。生き返る~( ´∀`)

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左手には銚子ヶ峰!

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9:40神鳩ノ宮避難小屋着。

昔訪れたときは新築だった避難小屋。風雨にさらされてだいぶ貫禄がついていました。立派な小屋です。トイレを借りに中に入ると、ホワイトボードに詳細な山地図が。地元のボランティアの方が書いたのでしょうか?地元の山への愛をひしひしと感じました( ´∀`)

ここまで滝のように汗をかいてしまいました。。。標高が低いので暑いです。熱中症防止のため、塩気のあるお菓子をせっせと食べました。

9:55神鳩ノ宮避難小屋出発。

しばらく樹林帯を歩くと視界が開けてきた!もうすぐ笹野原?急登をつめて・・・

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10:35母御石着。

巨岩がごんごんごんと折り重なっています。ガスっているので別山方面の眺望はありません・・・(´・ω・`)

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母御石からジグザグ登ると再びまったり道に。笹は広く刈り払われ、見通しの良い視界の先には銚子ヶ峰の山頂が!

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11:00銚子ヶ峰山頂着!

縦走初日、1個目のピークです!ヽ(´ー`)ノ

別山は・・・やっぱり見えないっ。゚(゚´Д`゚)゚。。山頂はニッコウキスゲやササユリが咲き、華やかです。続々とやってくる登山者で賑わっていました。ほとんどの方が銚子ヶ峰日帰りの模様。暑くて水をガブ飲みしてしまったため、食欲がなく・・・ミニトマトやヨーグルトなど、喉ごしの良いものを食べて昼食としました。どんな時でもおいしくご飯が食べられるノビが羨ましいです(;・∀・)

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これから歩く、縦走路。ここから先は未体験ゾーンです。ほっこりした起伏にひとすじの真っ直ぐな道・・・!あぁ~・・・気が済むまで歩いてよいのですね!?どこまでも、どこまでも。

12:05銚子ヶ峰山頂出発。

さー!いくぞヽ(`Д´)ノ

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山頂からちょびっと歩くとももすり岩です。この名前の由来は・・・?目立たない石なのですが。

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ちいさな丘をひとつづつ、ひたひたと乗り越えて行きます。

銚子ヶ峰から先は人がほとんどいません。日帰りで三ノ峰まで行くのは健脚向け。縦走してしまうと車の回収が難しい・・・。不便なゆえに独特の雰囲気と静寂が守られているようです。なんともいえない空気が漂っています。しっとりです。かつて登拝した人々の想いがまだ残っているのでしょうか・・・( ´∀`)

P7200104ノウゴイチゴツマトリソウ

笹のお山なのでササユリがたくさん咲いていました。イチゴがおいしかったです♪

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左手に湿原が見えてきました。ぶっ倒れた標柱に「うえ田と笠場湿原下り口」と書いてありましたが、下り口は見当たらず。こぢんまりとした手付かずの湿原です。笹に覆われて、いつか無くなってしまいそうで心配です。

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願教寺山方面。ポコポコ連なるお山がかわいいっ♪ヤブ山なので積雪期しか登れないのですよね。うーん。行ってみたいけど、スノーシューでは無理だろうか・・・。

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前方にガスが、どすーんと横たわっています(;´Д`)。別山は肝心の山頂が見えません。

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一ノ峰と二ノ峰への登りは結構急でした。笹は刈られているけど、足場はちょっと悪いです(;´Д`)ハァハァ

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13:10一ノ峰山頂着!

ますます濃厚になるガス。ときおりぽつぽつと雨が・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

P7200121タカネナデシコP7200124_2ハクサンダイゲキ

一ノ峰周辺から今までと違うお花が出現です。標高が上がってきたからかな?植生が代わるポイント・・・?

くたびれてきたので休憩を挟み、お花に癒されながら出発です~( ´∀`)

13:20一ノ峰山頂出発。

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一ノ峰から少し下って鞍部を歩き、二ノ峰に取り付きます。右のピークは銚子ヶ峰。左のピークは一ノ峰です。

二ノ峰への登りは急で、ちょっと長いです。標柱が見えるよ!あそこが山頂だよ!とノビが励ましてくれましたが、残念なことに「登山口から7キロ」という標柱でした。。。

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急登をつめると、鬼の昇面岩です。まったり道に突入し、どこがピークなんだろうね~と言っていたら・・・

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14:05二ノ峰山頂着。

鬼の昇面岩から2分ぐらいで山頂でした!道沿いにひっそりたたずむ標柱が奥ゆかしいです(;・∀・)

だーれも来ないので道に足を投げ出して休憩してました。こんにゃくゼリーを食べながら、この先にある水場を見落とさないように地図をチェックします。ここまでアップダウンはそれほどではなく、どちらかというとアップ!アップ!アップ!。じわじわとくたびれてきました。南竜ヶ馬場までなんて、絶対無理であった!(;´Д`)

14:20二ノ峰山頂出発。

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マツムシソウがもう咲いてる~。。。

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二ノ峰から5分ほどゆるく下ると、小さな広場が現れました。黄色い小花(なんの花か忘れました。。。)が咲き乱れ、お花畑になっています。水場を示す標柱があり、急斜面に刈り払いされた道がついていました。

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どこまで下るんだろう・・・と不安になるぐらい(実際は5分程度)下ると、ちょろちょろ・・・と水音がっ。あった~ヽ(´ー`)ノ。でも、細い水だー。溜めるのにちょっと時間がかかります。渇水期は注意と地図に書いてあったけど、本当にいつ枯れてもおかしくなさそうな水場です。道の両脇にはハクサンコザクラがたくさん咲いていました。両手がふさがっていて写真は撮れず。雨が降り出したので急いでザックのある場所へ戻りました。

明日の分と合わせて2人分で6リットル・・・最後にずっしりきますね~(;´Д`)

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本日最後の登り・・・一部ザレており、ちょっと急です。登山道が濡れているなーと思ったら、次第に水が集まり、沢になりました。そして、残雪が出現!うわー、道がないっ!

雪の上はコチコチのつるっつるで足が置ける状態ではありませんでした。アイゼン無しでこの上を歩く勇気はなく・・・。そこで、モリたちはどうしてよいかわからず、残雪の下部に回りこんでしまいました。下部は水が染み出し、ズルズルでとても歩けるような状況ではありませんでした。回るなら上に行くべきでした。引き返す事もできない状況に陥り、急斜面を、笹の葉を命綱にトラバース・・・。残雪の上部から人影が現れました。あっ、小屋はこの上なんだ!

何度も転がり、ズボンはドロドロ。腕は傷だらけ。残雪の下部を渡りきると、上から見守ってくれていたおじさんが、ヤブこぎしてこちらまで来てくれました。こっち!こっち!と言って笹を踏んで誘導してくれます。どんなに心強く、ありがたかったか!本当に、本当にありがとうございました。゚(゚´Д`゚)゚。

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あぁぁー・・・日が射しているし・・・!通常の登山道に戻り、光がさんさんと降り注ぐ中、安心しきって恍惚と歩いていました。

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15:45三ノ峰避難小屋着!

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別山は相変わらずガスの中だけど、ここは青空が見えています!小屋周辺はニッコウキスゲやらハクサンフウロやら、色んな花が咲き乱れてるというか、乱れ咲きというか・・・すごい。夕暮れのやわらかい日差しとお花が、さっきまでの状況とあまりにもかけ離れていて、頭のねじが緩みまくり。まさに天国と地獄。何度天国だー・・・と言ったかわかりません(;・∀・)

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本当に穏やかです・・・今まで何してたんだっけ??

モリたちの後から到着する人はいませんでした。テントを持ってきていたので、場所がなかったら外で張ろうと思っていました。先に到着していた方々が、ずらして場所を確保して下さったので、中で寝られることに。ありがとうございました!本日の宿泊者は15名ぐらい。ギリギリな容量です。25名宿泊可能らしいけど、うーん、どうやったら25人寝られるんだろう??

夕食は単独なら絶対持ってこないような重たいものばかりっ。キュウリとみょうがと塩昆布の漬物がおいしかった~( ´∀`)ボッカありがとうございます

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夕方・・・別山のガスが切れたので、歯を磨きながらふらふらと三ノ峰山頂へ。

夕暮れの空気の中で、誰も居ない山頂に立つと、山に来たヨロコビが沸々と湧き上がってきます。この空気は写真に収まらないし、言葉にもできないけど・・・。

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縦走路がくっきりと見えます。あのとんがりに、明日は立つよ!!

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別山の左側から御前峰がコンニチワ!うーん。あそこまで行けるのでしょうか・・・って、行かないと車がー(泣)

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ガスが畳み掛けるように覆いかぶさり、ドラマチックな夕焼けを楽しむ事ができました。夕焼けが見られるとは思わなかったなぁ。これがあるから、重い荷物を背負ってまたお山に来てしまうんですよね。一同、言葉も少なく、夕焼けを眺め・・・あっ!ブヨ!噛まれた~(涙)虫がすごいっ。ノビは目の上を刺されて翌日、朝青龍に。。。退散!退散!

色々あったけど、ここまで無事にたどり着けて本当に感慨深いです。モリにとって、南縦路はここまでが核心でした。古来の登拝路は静かでとっても深かった。霊峰白山・・・何かが呼んでるよ!?たぶん!!ねぇ!?と、小屋でナンバーワンのいびきを轟かせているノビを小突くモリでしたー。。。勘弁して~

小屋は暑くなく、寒くもなくとっても快適でした♪

翌日につづく。

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2008年8月20日 (水)

憧れの稜線へ

あっという間に終ってしまったお盆休み。

ごはんを食べる時に「アルファ米じゃないっ!おいしいっ!」と、言わなくなってきたので無事に社会復帰しつつあるようです(;・∀・)

その昔。

当時、山は年に1・2回程度・・・というモリが図書館で初めてヤマケイという雑誌に出逢いました。パラパラとめくると、裏銀特集の記事が。お盆明けの裏銀は行き交う人も少なく、最高の山旅が楽しめる・・・というような見出しで、美しい写真がたくさん並び、立ったまま、しばらく目が釘付けに。山を愛している人が、山を心から楽しんで書いたその記事に魅せられ・・・。日本にこんな場所があるんだなぁ。いつか行ってみたいなぁと夢見心地で思いました。このお山を忘れないようにしよう!と、コピーを取って大切に保管していたものの、大事に仕舞い過ぎて忘れかけていました。

あれから何年も経過し・・・

昨年、表銀座を歩いた時に、久し振りにあの記事を思い出しました。繋がっていないようで繋がっていたのかもしれない。種はすでに蒔かれていたんだなぁ。あとは芽を出すだけ…

いざ!あの稜線へ!

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1日目。高瀬ダムからブナ立尾根を経て、烏帽子岳へ。烏帽子岳はとてもかっこいいお山でびっくり。ニセ烏帽子から見るその姿はまるで槍のように凛々しかった。烏帽子岳山頂から見下ろす船窪岳方面の縦走路は地糖に囲まれて美しく、何よりも、山々のひっそりとした、箱庭のようなたたずまいに心を奪われました。入り口からして深いです…。

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お天気が微妙だな、というのはわかっていたのですが・・・。2日目。この旅最初で最後のご来光です。

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表銀座は夜が明けて、間もなくガスに覆われてしまいました。そして、野口五郎岳に着く頃にはこちら側も・・・。当然立山方面の眺望は無く。゚(゚´Д`゚)゚。

縦走の核心だったこの日は、終日ガス&雨&強風。おかげで写真は標柱コレクションばかりとなってしまいましたが、水晶小屋から鷲羽岳の区間、とってもとっても深かったです。お盆だからでしょうか?何かがモリたちを呼んでいた気が…。ガスで何も見えなかったのに、心眼でかたちにならないものを見ました。きっと。

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3日目。3時に起床するも、濃厚なガス。笠ヶ岳への縦走はきっぱり諦め、二度寝を楽しむ・・・。三俣山荘でのんびりとケーキセットを食べ、双六小屋のテン場へ移動してダラダラと過ごすことに。すると・・・!午後から見事にガスが晴れ、なんと鷲羽岳が姿を現した!日が差し込み、小屋の前は笑顔がいっぱい。いっそのこと、今日下山してしまおうかなとも思っていたのです。下山しなくてよかった。神様、ありがとう。

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南アのストイックな小屋と同じぐらい、北アのいたれりつくせりな小屋も好きです。展望が無かったため、欲望は食欲に回された!

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4日目。起床して外を覗くとまたしてもガス&強風。後ろ髪引かれる思いで下山を始めました。槍は見えなかったねぇ~なんて話していたら!しゅわしゅわ~っとお天気が回復して、みるみるうちに槍方面のガスが晴れだした!鏡池に着く頃には逆さ槍が見られるほどに。

またきてね♪と、言ってくれたのでしょうか。黒部源流、一度の旅ではとても語れない、魔力を秘めた山域でした。熱しにくく、冷めやすいモリの記憶に留まった、ヤマケイの記事は真実を伝えていたんだなぁ。それにしても、あの吸引力・・・一体なんだったんだろう。ガスばっかりだったのに、今となっては楽しい事しか覚えてません。あはは( ´∀`)

下山後。高山で飛騨牛を食べようかー、なんて言っていたのですが…。150gのステーキをちびちび食べても満たされないっ!飛騨牛を死ぬほど食べたら破産してしまう!たらふくお肉を食べたーいっ!と野望が一致したふたりは

翌日、ブロンコビリーで400gのぶどう牛にかぶりついていたのでしたΣ(゚д゚lll)600gでも食べられたかも。

歩いて、食べて?大満足!またすぐに舞い戻りそうな予感です。今さらだけど、北アばんざーいっヽ(´ー`)ノ

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2008年8月16日 (土)

やっと

やっと

強風に吹かれ、雨に叩きつけられ、下山の途についた今日。やっとあのひとが姿を現した。
黒部源流の山々を、端から端まで眺めることはできなかったけど、見えなくても深さを五感で感じることができた山旅でした。
さぁっ、肉!肉!肉食うど!!

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2008年8月10日 (日)

母なる御嶽山!②

御嶽山(摩利支天山・継子岳 標高 2959m・2859m 濁河温泉ルート)

2008年7月6日(日)

その1はこちらです♪

摩利支天山頂でしばらくうだうだしていましたが、ガスに巻かれてきたので退散することに。

10:20摩利支天山頂出発。

来た道を戻り、五ノ池小屋まで来ると・・・

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さっきまで見えていた三ノ池がガスに巻かれて、ごらんの通りΣ(゚д゚lll)

10:50再び五ノ池小屋。

五ノ池小屋前はとても居心地が良いです。御嶽山の山小屋は、不思議な雰囲気でちょっと怖い・・・というイメージでしたが、この小屋はとても温かいのです。アルバイトの方もフレンドリーです( ´∀`)。小屋の前にはたくさんベンチが設置され、くつろげます。ホームページで知った、抹茶を注文したら、まだやっていないそうでありませんでした。

お菓子を食べながら・・・ガスガスだし、雷が来そうだし、下山するか、継子岳まで行くか協議しました。そんなに登らないし、すぐ帰って来られそうなので行ってみることに♪そうと決まれば、急がないと・・・!今日は絶対雷と雨が来るのです(予感)

11:20五ノ池小屋出発。

朝とは打って変わって濃厚なガスに覆われています(´・ω・`)

お散歩気分なゆるい道を、ダラダラ歩いていると・・・

ノビが前方で叫んだ!慌てふためいており、何を言っているのかさっぱりわかりません(;・∀・)。見通しの悪い箇所を抜けて、ひょいと顔を出し、どうしたの・・・アッー((( ;゚Д゚)))

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足元でクモの子を散らすように、ピヨピヨピヨ・・・ちびっ子たちが6~7匹ぐらい?うごめいていたのですヽ(´ー`)ノ

しかし、ノビの叫び声に母鳥がテンパってしまったようで・・・。ヨタヨタと広げた羽を引きずりながら、ヒナ達をつついてハイマツの中へ追い立てて行きます。ケガをしたふりをして母鳥に敵の注意を惹きつけ、ヒナを逃がす・・・偽傷行為をとるほど驚かせてしまったなんて!本当にゴメンなさい・・・。ライチョウのヒナは動きも泣き声もひよこみたいで本当にかわいらしかったです( ´∀`)。全員無事に育つよう、来年もまた逢えるよう、こころの中でちいさく祈りました。ガスって、あーあ・・・って思ったけど、いいことあるじゃん!!とコーフン気味な2名なのでした。そして、ノビはモリにたっぷりお灸を据えられたという・・・ヽ(`Д´)ノライチョウごときでびびらないでください!!

ずんずん進んで行くと

次第に

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ガスが晴れてきた♪ヽ(´ー`)ノわーい、剣ヶ峰が見えたぞ~!

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継子岳と継子二峰がこんにちわ♪

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薄っぺらい岩が卒塔婆のように立っていて、怖いです。。。そうだ、ここは御嶽なのだった。おそらく人為的に立っているものと思われます((( ;゚Д゚)))

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11:45継子岳山頂着!

お散歩道、楽しかった~( ´∀`)

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山頂には、女王様がちょびちょびと咲いていました!小さな石で囲ってあるものもあるけど、咲いていない株はうっかりすると踏んでしまいそうなぐらい目立たないです。もう夏なんだなぁ・・・としみじみ。

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継子岳山頂から四ノ池を望む・・・。四ノ池は、池ではありません。小川が流れる広大な湿原です。もう少ししたらきっとお花が咲き乱れるんだろうな。それにしても空間が広いです。ハイマツの海と湿原。そこで暮らす、ライチョウ君たちとお花。こんな、生き生きとした世界が御嶽の中に広がっていたなんて!剣ヶ峰の往復だけではわからない、御嶽山がそこにあった!山頂にはほかに誰もおらず、モリたちだけ。静かです。良いところだなぁ・・・( ´∀`)

11:55継子岳山頂出発。

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名残惜しいです。゚(゚´Д`゚)゚。

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短いけど、とっても楽しい稜線歩き。噛み締めながら歩きます・・・( ´∀`)

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なんと、もうコケモモの実が!夏を通り越して秋になっちゃったよ!?

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コマクサを育てている?ところがありました。まだあまり咲いていなかったけど、咲いていたらすごそうです。

12:20再び五ノ池小屋。

本日二度目のカップラを食しました。食料計画を誤ってしまい、朝食を用意し忘れたので、昼食のカップラ2個を分け合って朝と昼に一個ずつ食べていました(;´Д`)。濁河温泉付近はコンビニが無いので、買い忘れにはご注意・・・です。。。

さてっ。早く樹林帯に入らないと雷が怖いので・・・。とってもステキでした。五ノ池周辺。秋に来てもいいだろうな~。次は快晴をねらってやってきたいです!そして抹茶を飲みたいな。また来るぞっ( ´∀`)

12:45五ノ池小屋出発。

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ガスが~((( ;゚Д゚)))。周囲が暗くなるぐらい濃厚なガス!そして、下山し始めてまもなく、遠いところで雷が鳴る音が聞こえはじめました。やばいっ!飛騨頂上付近はさえぎるものがありません。早く樹林帯に下らなければ・・・。

樹林帯になんとか突入♪結局、雷は御嶽付近には落ちなかったようですが、それでも怖かったです(;´Д`)

14:35登山口着。

車のドアを開けたら、ぽつぽつと雨が顔に当たりました。ギリギリだぁ~。よかった。でも、雨と落雷が容易に予測できるお天気だったのに、こんな時間まで行動していてはいけないですね。反省。

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下山後はお楽しみの濁河温泉へ♪しかしっ。ちゃんと調べて来なかったので、どこにいっていいのかわからない(汗)。たくさんあるんです。で、車を昨夜停めさせてもらった・・・ということで、ホテル御嶽に入りました。1000円。高いけど、御嶽の湧き水?が飲み放題だったり、シャンプーが馬油のシャンプー(よく売店で売っているアレです)だったり、お値段なりに充実していたと思います。お客さんは非常に少なく貸切状態。お湯は熱くてあんまりのんびりできませんが、疲れが取れる、良いお湯でした♪濁河温泉はほかのところだと500円ぐらいで入浴できるようです。

帰りに41号沿いの喫茶店に入りました。そこのウィンナコーヒーがとーっってもおいしかったー( ´∀`)。名前は忘れちゃったけど、えーっと、皇室の方がスーパーカミオカンデの視察に来たときにコーヒーを出したお店とか、アピールしていた記憶が(うろ覚え)。で、カミオカンデってなんだっけ?と思って帰って調べてみたら・・・全く知らない、ヤマより大きな世界が広がっていました。飛騨の山奥でこんな実験が行われているのですね!公式ホームページはこちら。話は戻って、まともなコーヒーを久しぶりに飲んだ、19円のドリップコーヒー専門なモリは激しく感動していたのでした(;・∀・)

最後まで癒しの旅でしたっヽ(´ー`)ノ

そして41号は流れが良く、帰りもラクラクでした。

こころのお山、濁河温泉ルート。温泉とセットでリピート決定!です~( ´∀`)

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2008年8月 9日 (土)

なつがやってきた!

先週は帰省していました。

連休のど真ん中を前線が通過し、縦走は断念。。。。゚(゚´Д`゚)゚。

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久しぶりに霧ヶ峰を訪れました♪

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ニッコウキスゲはほとんど終わりでしたが(車山周辺)八島ヶ原湿原はヤナギランが満開!

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そして、後日、唐松岳へ。

お花の時期にこの山域に来た事が無く、今年はぜひ行ってみたかったのです。昨年、三国境から見た雪倉岳の稜線にこころを奪われました。ぜひお花の最盛期に・・・と思っていたけれど、今年はタイミングが合わなかったなぁ。

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唐松岳はお花で有名な山ではないかもしれないけれど、さすが後立山。咲き乱れてすごかったです・・・!そして、ますます雪倉岳方面への期待が高まるのでした。

チングルマを見ると、あー、夏山だ~・・・としみじみ思います。三分の一ぐらいはすでに穂になっており、山の夏の終わりを感じてせつない気持ちになりました。まだまだ遊び足りない!新緑も紅葉も、真っ白な雪も素晴らしいけど、やっぱり真夏が好き。しかし、お盆を過ぎれば、もう秋なのですよね。チングルマを撫でながら、移り変わる季節を惜しんで複雑な気持ちになりました。

もう8月も一週目が終わり・・・来週はお盆に突入だっ!!行きたい場所がありすぎて、まだどこに行くのか決まってません。。。あー、どうしよう、どうしよう・・・パッキングしなきゃ・・・食料計画立てなきゃ・・・あわわわ(汗)

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2008年8月 4日 (月)

涙の松本放浪記

涙の松本放浪記

平日休みをとったのに。
有休使ったのに。
前線がぁ〜(涙)

暴風の中、ポールをにぎりしめながらテントで寝るのはもう嫌です。つらすぎです。楽しいテン泊推奨!
というわけで、山をあきらめ、昼から表に出ると…あれっ?青空?山もうっすら見えるなぁ…前線はどこ行った?(号泣)( ̄▽ ̄;)

松本市里山辺にある、大久保醸造店に田舎味噌を買いに来ました。
一言で言うと、

くさいっ(´〜`;)

くさーいくさーい味噌ですが、その、くささのトリコになって数年経過♪煮干しだしがよく似合う、ガツンとくる赤味噌です。モロキュウもいいなー。この味噌でないとダメなのです。万人に好かれる味…ではないかもしれないけど、赤味噌派の方、松本にお立ち寄りの際はぜひドゾー☆

さーて、あしたは晴れるんでしょうか〜…?(;´・`)

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2008年8月 3日 (日)

母なる御嶽山!①

御嶽山(摩利支天山・継子岳 標高 2959m・2859m 濁河温泉ルート)

2008年7月6日(日)

梅雨明け目前、一気に蒸し暑くなってきました(;´Д`)。まとわりつく熱気に嫌気が差し、どうにも高いお山に行きたくなった!でも、空模様が微妙だから、遠出はしたくない・・・。そんなわがままに答えてくれるお山があったんです♪いつも近くでひっそり見守ってくれている御嶽山。五ノ池小屋のホームページで、三ノ池に残った残雪が池の水に青く染まる写真を見て、あっ!クリームソーダ・・・と思ったのです。池が目当てならガスに巻かれてもそれなりに納得できそうだし・・・。夜ご飯もそこそこに出発ですヽ(´ー`)ノ長くてすみません

同じ岐阜でも濁河温泉は遠いです。オール下道で自宅から約3時間・・・。国道41号から山道に入って、そこから1時間かかります。到着したのが深夜2時。どこに車を停めてよいのかわからず、とりあえずホテル御嶽の駐車場に車を停めてしまいました(翌朝、登山口手前の駐車場を発見)車のライトを消せば、頭上には満点の星空・・・。たまたま新月だったようです。濁河温泉の標高は1800m。街明かりが飛び込まない立地のため、星空が美しい温泉街で有名なのだとか。確かに、モリが今まで見たどの星空より星がすごかったです!思わぬプレゼントに大喜び。わーいわーい( ´∀`)

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5時頃起床しました。眠たいです。すごーく眠たいです。。。今のところ空はピーカン。飛騨頂上付近が麓からはっきり望めます。しかし、今日は天気予報で落雷注意を呼びかけているほど不安定な空模様。ガスが湧き上がって9時過ぎには視界が真っ白になる可能性大です。というか落雷が非常に怖いです(;´Д`)。急げっ。

5:45濁河温泉登山口出発!

登山口前にはとてもキレイなバイオトイレがありました。すでに何組かちらほら登っている模様。我々も急がねば・・・。

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橋を渡って、お社の脇を抜けると看板が出てきました。左手に曲がって山道に入ります。傾斜はゆるくなく、きつくもなく・・・整備されていてとても歩きやすいです( ´∀`)。ただ、写真右の木を縦横無尽に渡した階段は、どこに足を置いてよいかわからなくなり、平衡感覚がおかしくなって困りました(;・∀・)

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6:35湯の花峠通過。

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おぉ~っ♪バキバキだーヽ(´ー`)ノ

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6:55蛙岩通過。

蛙くん。ペンキで顔が描かれてます・・・(;・∀・)

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7:05のぞき岩避難小屋通過。

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避難小屋前は小さな広場になっています。木立の陰から再び摩利支天方面の眺望が。少し雲が出てきたかな・・・。

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美しい森の中をひたひたと登って行きます。久しぶりに標高の高いお山に登りますが、前夜泊が功を奏したのか、そんなに息は切れません( ´∀`)

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この辺りからブヨが出始めました。虫除けスプレーを帽子のつばに吹き付けたら顔に来なくなった!服の上からも振りかけて、万全なのですヽ(`Д´)ノ

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7:35おたすけ水通過。

看板のライチョウがかわいいです♪しかし、ここも虫がすごい・・・(;´Д`)。今日は休憩しない代わりにゆっくり歩いています。虫がすごすぎて休憩できません(;・∀・)。水を飲んで通過です。

森林限界が近いのか、木立が低くなり始めました。

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低くなった木の上から乗鞍と・・・笠ヶ岳?ぺっかりと見えてますが、これが最後の北アの眺望だったのですよね・・・。そして、どんどんすごくなるブヨの猛攻(涙)写真に写りこみまくりです。気が狂ったようにスプレーをかけても、気休めにしかならず。。。景色が霞むぐらい群がっている中に飛び込んで行くのはなかなか勇気がいります(;´Д`)

森林限界に突入!風が出てきて虫の攻撃が弱まったかもーヽ(´ー`)ノ

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残雪と、ハイマツの縞がとってもキレイです♪

小屋が見え出し、もうすぐだねーなんて言いながらちんたら歩いていると・・・

グエェェェーッ

Σ(゚д゚lll)

モリとノビの間を白っぽい鳥が、ばさささーっとすれすれに低空飛行して行きました。あっという間に見えなくなったけど、あれは、あれはライチョウ君!?御嶽三度目にして初めて目撃しました。本当にいるんだ~!って、天候悪化の予兆か!?今までガスガスの時しか逢った事ないし・・・(;・∀・)

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下界は霞の中。なんとか間に合ったかも・・・。

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8:35五ノ池小屋着。

うわー!やっぱりガスが上がって来たっ((( ;゚Д゚)))

三ノ池を見なければ!ザックを放り投げて三ノ池に向かいます。

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おぉぉぉー(゚∀゚ )

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うーん、おいしいクリームソーダっ♪

三ノ池の水は御嶽山の中でもとりわけ神聖なんだそうです。下まで降りている方もいましたが、色んな意味でなんだか怖いので上から眺めるだけにしました(;・∀・)写真以上の青い水を眺める事ができて大満足!まさに神秘の水。ガスガスになる前に眺める事ができてよかった~。それにしても、大きな空間が広がっています。しかも緑がたくさん・・・。こんなところがあったのに今まで知らなかったなんて!断然好きです。こっち側ヽ(´ー`)ノ

目的の半分以上をもはや達成したので、小屋の前に戻ってカップラを食べたりしていました(小屋は三ノ池の目と鼻の先です)

さて。お腹も八分目ぐらい満たされて・・・闘志もなんとなく沸いてきた?摩利支天山に行きますよーヽ(´ー`)ノ

9:15五ノ池小屋出発!

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ちょこっと歩いて・・・五ノ池小屋を振り返る。くくく苦しい~っ(;´Д`)。おかしいな。高度順応できていると思っていたのにっ。

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見た目通り結構急です。。。足元には夏のお花がてんこもり!もう夏山なんだな~。こんな時はお花に逃避するに限ります♪写真を撮る振りをしてノビに隠れて休憩なのです(;´∀`)ば、ばれてる?

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うーん・・・。

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苦しかったのでピンボケ写真ばっかり・・・(*´д`*)本当はもっと色々咲いていました。キバナシャクナゲは小屋周辺のお花は痛んでいたのですが、稜線付近はつぼみも多く、キレイなお花が多かったです。ぷっくりしたつぼみがとってもかわいらしいですね♪でもまとまりのある写真を撮るのが難しいです。難易度の高いお花です(たぶん)

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9:40賽の河原分岐着。

急登を乗り越えれば、どかーんと剣ヶ峰!ヽ(´ー`)ノ

ここを境に荒涼とした世界に・・・。看板によると剣ヶ峰まで90分とか。見た目通り距離ありますねー。すり鉢の底に一度下って登り返すようです。横着こいて遠方から拝むだけとしますっ。なーむー。賽の河原分岐にはお社がありました。無事に帰れますように・・・。

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ここからさらにお花がすごかった。ミヤマダイコンソウか、ミヤマキンバイか・・・なんだかわからなくなってしまったけど、黄色いお花とキバナシャクナゲ、ハクサンイチゲが咲き乱れてましたヽ(´ー`)ノ天国だー!奥に見えるピークは継母岳。登山道は現在は廃道とか・・・でも微妙にペンキが残っていて行けるとか行けないとか・・・。

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岩岩していて細い道です。怖くはなかったです( ´∀`)。御嶽といえば整備されまくりな道が印象的ですが、ここは普通にヤマ道だったというか・・・そのまんまな感じの道があることが無性に嬉しかったです。

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山頂が見えてきた♪

10:05摩利支天山山頂着。

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腰を下ろすのも困難なぐらいとんがったせまーい山頂です。標柱が無く、どこがピークかよくわかりません。三角点に立てかけてあった木切れをなんとなく拾ったら・・・小さく山頂って書いてある~!超超超地味((( ;゚Д゚)))

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歩いて来た尾根を振り返る・・・。この尾根では誰にも会いませんでした(;・∀・)。あまりにも静かです・・・。静かすぎです。御嶽にこんな静かでささやかなピークがあるなんて。今日は色んな事に感動しまくりです。゚(゚´Д`゚)゚。

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そうこうしているうちに、もくもくと湧き上がる入道雲。やっぱり今日は早めに下山しなければっ。

長くなってしまいました。。。最後まで見て頂き、ありがとうございます( ´∀`)

その2へ続く!

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