« 剣山とうどんをめぐる旅 | トップページ | 爆風!剣山・三嶺縦走② »

2008年5月15日 (木)

ゆるりと。剣山・三嶺縦走①

剣山・三嶺縦走(百名山・二百名山1955m・1893m)

2008年5月4日(日)

岐阜県某所を21時過ぎに出発して・・・強強打破(眠気撃退ドリンク)片手にハンドルを握り締め、最後の2時間は12球団応援歌を延々と熱唱(楽天とオリックスの応援歌も歌えるようになりました♪)。ガラガラの徳島道は対面2斜線で緊張しました。なんだかんだで美馬インター手前の阿波サービスエリアに到着したのが2時半!遠いよ、四国!!(;´Д`)ハァハァ

大慌てで歯を磨き、3時就寝。6時過ぎにはなんとか起床して国道438号経由で見ノ越を目指しました。

国道とは名ばかりの限りなく林道に近いせまーい道です(;・∀・)。帰りの時間帯によっては登って来る車と離合するのに苦労しそうです。

9:00見ノ越着。

無料の駐車場に車を停めます。お天気は上等!朝からたくさんの車がすでに停まっていました。駐車場の敷地が少なく(山が迫っている・・・)停められる台数が限られているので到着が遅いと駐車できなくなりそうな感じです。しかし、警備員付きの整備された駐車場が無料なんて・・・♪

当初の予定では11時台のバスで名頃に移動し、1日目は名頃→三嶺避難小屋(泊)のつもりだったのですが・・・うーん。バス待ちに2時間以上・・・。売店のおばちゃんにタクシーの有無を訊いたら、ここには来ないとの事。四国に滞在できる時間は非常に限られているのです。どうしようか考えた結果、ルートを逆回りにする事に決定!明日はお天気が崩れるし、天気の良いうちに縦走の核心部を通過してしまおうっ!という思いもありました。名頃発のバス時刻に合わせて下山しないといけないというのがネックですが。まー、なんとかなるだろうという事で・・・。

見ノ越からは登山リフトがあり、山頂付近(西島駅)まで標高差330mをラク~に持ち上げてくれます。片道1000円。時間短縮のためにリフト活用です。

P5040005

このリフト、足が地面に着きそうなぐらいの高さなので恐怖感はあまりないですが、フル装備のザックを抱えて10分近くバランスを保つのはなかなか苦しいです。。

9:30西島駅出発!

今回は避難小屋泊まりです。テン場はありません。GW真っ只中というのもあり、混雑したら逃げられるように一応テントを持って来ました。水場はあるのですが、今も枯れていないか状況がよくわからないので水もまるまる担いで行く事に。2人合わせて合計7リットルです。重い~(;´Д`)うひー

P5040007P5040008

西島駅から山頂までは非常に良く整備されています。スニーカーの観光客も多いです。風は涼しいけど日差しが暑い!歩き出して数分で汗ダラダラなのでした(;´Д`)。ちょびっと残った雪渓に癒されます。雪があったのはここだけでした。四国はさすがに雪融けが早いですね。

9:55頂上ヒュッテ着。

P5040010P5040011

山バッチを購入し、急いで山頂に向かいます。急に予定を変更してしまったので時間がありません!

ヒュッテの脇を登って木道をトコトコ歩けば山頂はすぐ目の前♪

10:05剣山山頂着!

1

おおーっ!!

2

絶景かな♪

山頂にはしめ縄で飾られた三角点がありました。それにしても人が多いです(;・∀・)向こう側に見えるジロウギュウを早く眺めたいので写真だけ撮って通過です。

P5040025

キタ━(゚∀゚)━!

ジロウギュウと笹の原の縦走路・・・!写真で見た以上の迫力です!!この道をどこまでも歩いて行っていいんですね!?ヽ(゜▽、゜)ノ

4

美しい山容に胸がいっぱいになってしまい、足が進まなくなってしまいました(*´д`*)。岩に腰掛けてドーナツを食べながら・・・もっと手前にも避難小屋はあるし、何が何でも白髪小屋まで行かなくてもいいだろう・・・と早くも妥協案が浮上。こんな素晴らしい山をせかせか歩くのは無理ですっヽ(`Д´)ノ

P5040051

ジロウギュウにはトラバース道があり、楽に先に進む事ができます。でもっ!この山に登らなかったらきっと帰ってから悶々と後悔することでしょう。剣山よりもシンボリックな印象のお山で・・・。タロウ(剣山)とジロウで兄弟山なんだそうです。兄弟は平等に扱わなければ♪

ぐわーっと登るように見えましたが、取り付くとそんなに急ではなかったです。道がしっかり整備されているので歩きやすいです。

11:10ジロウギュウ山頂着!

P5040053

せまい山頂は剣山山頂より人口密度が高かった・・・(;・∀・)

P5040060

剣山方面です。たくさんの人が数珠繋ぎになって登ってきています。

6

コンパスでこれから行く方角を確かめます。地図を見ているモリの横からノビがどこまで行くの?と言ってくる・・・うーん、あのへんかなーっ♪やけくそ。しかし、三嶺は霞んでいるのです。一泊二日で本当にあそこまで行けるのでしょうか??

11:20ジロウギュウ山頂出発。

7

剣山へのトラバース道の分岐を過ぎると一気に人影が無くなりました。さっきまでお祭りのような状態だったのが嘘みたいです。

P5040071P5040072

トラバース道には水場があります(通っていないので出ているかどうかはわかりません)三嶺へは・・・15.2キロかー。白髪小屋まではあと10キロぐらい?

P5040074

ジロウギュウを振り返りながら歩いて行きます。後ろから見ても大きな山塊です。ステキなお山でした・・・。

ジロウギュウから大きく下ると、樹林帯に突入しました。ゆるやかに下って行きます。まだ葉が茂っていないので明るいです。ずーっとこんな道だったら10キロなんてあっという間だな~( ´∀`)あまいっ

P5040081

再び笹野原。美しい丘に感動( ´∀`)。ピークは丸石山頂です。

P5040082P5040083

三嶺までだいたい笹は刈られており、薮コギになるような事はなかったのですが、ここだけなぜか旺盛に茂っていて登山道がすっぽり覆われていました。表面が覆われているだけで土は露出しているので歩けないほどではなかったです。笹の葉っぱが岐阜・長野あたりの笹と違って一回りぐらい小さく、かわいらしいです。シコクザサとかいう笹で品種が違うみたいですね。

さっきドーナツを食べたばかりなのに・・・早くもシャリバテています(;´Д`)山頂はまだか~・・・

12:30丸石(1683m)山頂着。

ここまで剣山からピストンする方もいるようで、ぼちぼち賑わっていました。

8

来た道を眺めながらランチです♪虎の子のちーちくを出したらなんとちーちくではなく、普通のミニちくわでしたΣ(゚д゚lll)。みかんゼリーで心の傷を埋めようとしたものの、やはりちーちくへの未練は断ち切れなかった・・・。楽しみにしてたのにっヽ(`Д´)ノ自分で買って来たんですけど・・・

13:10丸石山頂出発。

いつまでものんびりしていたいけど、さすがに時間がやばいかもー(汗)。さあ、行くぞっ♪

P5040094

なだらかな尾根道を下って行きます。林の中は明るいのですが、とても静かで人の気配がほとんどありません。単独だったらちょっと怖いかも。縦走の核心部を歩いているんだなぁという実感が湧いてきました。ピークを越え、樹林帯を抜け、新たに出現する縦走路。次の景色を早く見たくて気持ちがはやりますでも足は動きません。。。

13:30丸石避難小屋通過。

P5040096P5040097

ここを過ぎたら次の小屋は白髪小屋しかありません。多分行けるであろう・・・ということで、ここは通過!余力があるし、たぶん大丈夫・・・たぶん。

P5040099

枝がとっても美しいです。新緑の頃に来られる方が羨ましいですね。苔むした木の幹を眺めたり触ったりしながらなだらかな尾根をゆっくり歩いていました。時間が厳しくなりつつあるのに焦りはなく、ここが岐阜なのか四国なのかもわからなくなるくらい恍惚としていました。

13:50朽ちた小屋通過。

P5040105P5040107

怖いです。。。この中にテントを張るのは勇気がいるなぁ(;´Д`)

まったり道とお別れをして、高ノ瀬への登りに取りかかかります。苔むした岩が出現し始めました。よじ登る系で面白い!

P5040111

岩場は基本的にあんまり好きではないですが、切れ落ちていない岩場はぼちぼち好きです。アスレチックな道は時間を忘れさせてくれます。天然庭石の造形を鑑賞しながらゆるゆると前進しました。

14:30高ノ瀬(1740m)着!

P5040118

本日、まともな登りはこれにて終了っ!あとはゆるいアップダウンを残すのみなのです!わーいヽ(´ー`)ノ木立に囲まれて眺望はあまりないですが、木々の隙間からタロウ君とジロウ君が・・・!ちょっと前にはあそこに居たのに。遥か昔のような気がするなぁ。

14:40高ノ瀬出発。

9

樹林帯のゆるやかなアップダウンを抜けると、再び笹野原・・・!

前後に人影はありません。素晴らしい眺望と尾根道を独占です。こんな静かな山旅は久しぶりです。山の大気を五感で味わいながら、今この場所に居られる喜びを噛み締めました。たったひとつ残念なのが、スーパー林道を走るバイクのエンジン音。谷にけたたましく響き渡り、現実に引き戻されます。三嶺への縦走路と途中まで平行しているのです。自分もバイクに乗っていたけれど。歩く方が好きだなぁ。旅は速度が遅いほど密度が増す気がします。

上等なお天気はここまで。鈍足な我々はとうとうガスにつかまってしまったようです・・・。

P5040137

剣山方面も不穏な空気。

P5040139

遠くの山にかかっていたガスはあっという間にモリたちを包んでしまいました。小屋まであと少し。ここまでもってくれた事に感謝です!(´;ω;`)

P5040145

16:15平和丸(1700.8m名も無いピーク?)通過。

再び樹林帯に入り、ゆるいアップダウンを繰り返しました。かなりちんたら歩いていたので時間が押しています。最後は燃えドラを延々と熱唱。顔に生気が無くなってきたノビにちょっと下ったら小屋だから・・・と言ったもののなかなか小屋は見えません(;・∀・)

本格的に不安になってきた頃・・・

P5040156

唐突に小屋が現れた!(゚∀゚ )お疲れ様でしたっ!!

16:45白髪小屋着。

小屋には先着の方が2名居ました。冷蔵庫からかき集めてきた残り物野菜を使って味噌煮込みうどんを食べる・・・ありあわせなのになんておいしいのでしょうか( ´∀`)。ノビには黙っていたけど、まったくなじみの無い山域だし、寝不足だし、久々のテン泊装備だし、とっても不安でした。無事に歩き通せて本当に良かった!果物など、重たい食材を一気に消費して明日に備えます。

小屋から少し離れたところにテントが3張ぐらい張れそうな場所がありました。小屋にトイレはないので周辺でどうぞご自由に・・・という感じです(;・∀・)。水場があるようですが、水質が心配です。水を持ってきて正解でした。小屋の中には毛布なども少しありました。ぎっちり詰めれば20人ぐらい寝れそうな広さです。窓は二重窓で気密が高く、暖かいです。モリたちの後からやって来る人は居ませんでした。テントは必要無かったです。。。でもなかったらさらに不安だったかも。ちょっと重たいお守りだけど・・・(;´Д`)

シーズン始めてのフル装備縦走。肩が痛いけど、ノビのおかげでまだまだ大丈夫そうです。単独より2人の方が共同装備を分けれるのでラクです。テントはモリがポール、水はノビ1リットル増し、食料もノビが3分の2ぐらい持ってくれました( ´∀`)ありがとうっ

雨の音がし始めました。風も出てきたようです。天候悪化とはうらはらに、ウグイスが真っ暗になるまでホケキョと鳴いていてのどかです。あんまり荒れませんようにっ!おやすみなさい・・・

その2へ続く♪

クリックありがとうございます!(´∀` )

|

« 剣山とうどんをめぐる旅 | トップページ | 爆風!剣山・三嶺縦走② »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。