錦秋の散策路。籾糠山
奥美濃紅葉ツアー1日目。楽してこんなにいい思いをしていいんだろうか??と、罪悪感すら芽生える極上のヤマ!!!(゜∀゜)。今思い出しても夢かと錯覚するくらい素敵でした・・・。
籾糠山(もみぬかやま 岐阜県白川村 標高1744m)
2007年10月20日(土)
暗いうちに自宅を出発して、籾糠山と天生湿原を散策しよう♪と思っていたものの、北陸地方は微妙に雨(;・∀・)。この辺りの山の天気は、北陸の天気予報を参考にした方が当たるんです。全国的には晴れなのに何故・・・(´・ω・`)。紅葉は一期一会。今週を逃したら来週には葉が落ちてしまうであろう。雨天決行を決断したものの、天気が悪いとやる気が半減です。雨に濡れたら寒そうだし、山はやめて湿原の散策だけにしよう・・・。ダラダラ出発して、天生峠に着いたのが12時過ぎ。おっ・・・!雨は降っていないぞ!慌てておにぎりを食べて出発だ!しまった!
峠は道の駅のような状態で賑わっていました。お天気が微妙なので激混み!というほどではなく、ラッキー!結構気温が低く、観光の方々がブルブルしていました。
12:55天生峠出発。
天生県立自然公園と呼ばれるこの一帯は入山料が必要です。500円。入り口にテントがあるのでそこで納めました。領収書とパンフレットがもらえます。おじさんが親切に話しかけてくれるのですが、方言でしょうか?上手く聞き取れない・・・入山が遅いから、湿原の向こうにあるブナ林までは行けないかもね、と言っているようです(´ヘ`;)ハイっ、山には行きません・・・この時点ではそのつもりでした。実際は?
ほんの少しゆるゆる歩いただけですでにこの色づき具合!これは期待できるかも!?
13:15天生湿原着。
天生湿原は標高1400mの高層湿原で、岐阜県の天然記念物に指定されています。春は水芭蕉が咲き、紅葉と同様に大変賑わうらしいです。20分もあれば一周できてしまうぐらいの小ぢんまりとした湿原は、周囲を紅葉に縁取られて宝石箱のようになっていました!わーい!ヽ(´ー`)ノ
赤が主体の紅葉は、色がとっても鮮やか!遅い時間ですが、ハァハァしながら三脚を担いでいるカメラマンと何人かすれ違いました。写真撮影でも有名なスポットなのですね。
13:25カラ谷分岐着。
ここですれ違った公園を整備しているおじさんが、どこまで行くの?と話しかけてくれました。えーっと、山には行かないんです・・・と言ったら、
行けるやらー!( ´∀`)(方言だったが、多分こんな言葉だったと思う)
えっ!?Σ(゚д゚lll)
ネットで調べた、色々な方々の山頂までの平均所要時間だと、今から目指すのはちょっと厳しそうなんである。おじさんは、山頂は寒いからね!と言って笑顔で峠に戻って行った・・・。
行けるのか!?
行けるものなら行ってみたい。欲が出かけたが・・・秋の日はつるべ落とし。ヘッ電は持っているけど、非常識な登山はできれば慎みたい・・・(;´Д`)
籾糠山に至る道は天生湿原を過ぎると三本あります。木平湿原探勝路、籾糠山登山道、ブナ探勝路の三つです。木平湿原を見てみたかったので、木平湿原探勝路を選択しました。
ブナ林の激しく黄色い応酬に、ただただ感動・・・!キタ━(゚∀゚)━!
あぁ~なんて美しい・・・青空だったら・・・などと思ってはいけないです。
ちょっと急な階段状に整備された登りが続きます。途中で腐った階段を整備しているおじさんとすれ違いました。
こっちは急なんだよ!普通は沢沿い(たぶん籾糠山登山道?)を行くんだけど・・・( ´∀`)
しかし、時すでに遅し・・・来た道を下って登り返す時間の余裕はないので、頑張ります・・・と言ってそのまま登ってしまいました(;・∀・)。段差が低めな、歩幅の狭い階段はとっても歩きやすい!心のこもった整備に感謝です。
階段は思ったより早く終わり、ほとんど平らな傾斜のゆるい道になりました。
蛇行する素敵な小道をひたひたと進んで・・・
14:00木平湿原着。
1分もあれば通過できるぐらいの小さな小さな湿原です。
湿原を通過し、しばらく歩くと下り始めました。
籾糠山らしい山容を発見!(゚∀゚ )
14:30籾糠分岐着。
下った分だけ登り返して(標高差100mぐらい)籾糠分岐に到着です。ここから北に下れば天生湿原(下山)、南に登れば籾糠山・・・。山頂まではここから標高差120mほどの登り。日帰り装備だし、下山は2時間かからないだろう・・・。
ギリギリ登山決定!!(非常識な登山です。)
降り注ぐ美しい紅葉を堪能する余裕は無く、ひたすら山頂を目指し・・・
14:50籾糠山山頂着!
非常に狭い山頂です。10人立てばいっぱいになってしまうでしょう。こんな時間なので山頂を独占ですが、混雑する時間帯・時期は座ることもできなさそうです。
あいにくのお天気で眺望はいまいち。しかし、紅葉はすごかった!ブナ林の黄色から激しい赤へ!秋深し。まさに錦秋!ヽ(´ー`)ノ(ノ´ー`)ノ(ノ´ー)ノ
山頂でお茶でも・・・と思い、2リットルの南アルプスの天然水を無駄に担いできましたが(小分けにできなかった)時間に余裕がナイ(;・∀・)。パラパラとヒョウが降りそそぐ山頂でしばし紅葉を堪能し、即下山です。ゆっくりしたかった・・・(´・ω・`)
15:05下山開始。
時間がないとは言いながらも、この鮮やかな色彩を素通りできる人がいるでしょうか!?ヤマが燃えているよ・・・
15:25籾糠分岐通過。
さぁっ!ブナ林探勝路に突入だ!( ´∀`)
曇天な上に、木が茂っているので光量が少なく、手持ちのコンデジではいまいち紅葉の美しさが表現できませんが、ブナ林探勝道の名に恥じないそれはそれはめちゃくちゃ美しい登山道でした!光が、空気が、黄色いのです。自分の体まで透き通るような錯覚に陥りながら恍惚と下山。
少し暗くなってきました。青空が顔をのぞかせているものの、時折雨がぱらつきます。
下って小さな沢を渡ってしばらく歩くと再び登り始めました。まともに登るので、おかしいなーと思って地図を確認したら、分岐を見落として、籾糠山にリバースしていた!((( ;゚Д゚)))
あぶないあぶない・・・(;´Д`)この山は分岐が多いので薄暗い時間帯は注意しなければいけないです。標柱がたくさんあるので普通は迷わないと思いますが・・・。
16:05天生湿原通過。
もう誰も居ないです(;・∀・)。風景を独占できるのは嬉しいけど、日が落ちかけて心細い。
早足で歩いていたら、木道でつるっと滑ってひっくり返りそうになりました!濡れた木道はやばいです!(;´Д`)
雨が本降りになり始めました。今まで持ちこたえてくれてありがとう!
16:25天生峠着。
テントのおじさん達は撤収していました。山を整備していた方々が帰り支度をしていて、もう誰もいなかった?あの車はあなたのですか?と気にかけてくれていました。白川郷から近いこの山は、入山料を徴収し、管理することで軽装な登山者の遭難を抑制する効果もあるのかもしれません。遅い時間に下山してしまい、すみませんでした!靴を洗う場所を教えてもらい、泥を落として白川郷に戻ります。今回は到着が遅く、早足な登山になってしまいましたが、こんなに美しい森でタイムトライアルをするのは山に対して失礼ですヽ(`Д´)ノ。今度来る時はコースタイムの倍ぐらいの時間を要してまったり周遊したいものです!
平瀬温泉しらみずの湯でお風呂に入り、道の駅白川郷で車中泊。巨人vs中日クライマックスシリーズをラジオで聞いて大興奮~!!すごいよドラゴンズ!!今年こそ日本一だ!!(巨人ファンの方すみません)。深夜に、1日しか休みの取れなかったノビが合流してきました。
翌日の三方崩山に続く!
籾糠山総評。
お手軽に原生林が堪能できる素晴らしい山でした!ブナ林の紅葉は背の低い樹木の豊かな植生に彩られ、極楽浄土な世界・・・( ´∀`)。山に登るというよりは、散策、という言葉が似合う、とにかく森が美しい山でした。今度はちゃんと早く来て、春に白川郷の観光とセットで楽しみたいです!
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コメント
こんにちは。モリさんの天生湿原の写真は綺麗に紅葉してますね~。
ちょうど一週間後に、湿原に行きました(雨の中)が、湿原周囲はもう紅葉が終わりかけ、しかもガスガスでした(泣)。
それでも、この界隈(とくに国道360号)は山に登らなくてもスバラシイ紅葉の見られるところですね!
といいつつも、やっぱり紅葉の籾糠山、ウラヤマシイ~。
投稿: ちかり | 2007年11月 1日 (木) 16時53分
コメント&トラックバックありがとうございます!
>この界隈(とくに国道360号)は山に登らなくてもスバラシイ紅葉の見られるところですね!
本当に!そうですよね~ヽ(´ー`)ノ
脇見運転しすぎて危険なぐらい素敵でした・・・!ちかりさんは高山側に抜けたのですね!白川郷ピストンでしたが、高山側にもいつか抜けてみたいです^^落ち葉を踏みしめて秋を味わうのも素敵ですよ!(山ぶどうは発見できませんでした!)平年だと籾糠山は10月10日~15日?ぐらいがピークのようです(ネット調べ)意外と早めですね。
川上岳にも行かれたようですが、川上岳は私の大好きな岐阜の低山のひとつです。美しい沢、原生林、笹野原の稜線・・・レポ、とても楽しみにしています!
投稿: モリ | 2007年11月 2日 (金) 00時48分