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2007年10月26日 (金)

ハードな低山!三方崩山

奥美濃紅葉ツアー2日目♪1日目は籾糠山です。ここもまた、ブナの紅葉が美しい素敵なヤマでした(´∀` )

三方崩山(岐阜県白川村 標高2059m)

2007年10月21日(日)

コースタイム7時間越え&標高差1300m弱の山なので、早立ち必須・・・すでに微妙な時間ですが5時に起床。一晩中降った雨は上がった模様です。車から出て外を見たら・・・

山が白いっ!!Σ(゚∀゚;)

昨夜の雨は山では雪だったんですね!?寒々とした山を眺めつつ、こんなんで行けるんだろうか??とびびる2名。2台の車で来ているので赤兎山でクロス登山案などが浮上しましたが、スーパー林道を使わずに下道で今から移動するには遠すぎる(´ヘ`;)。標高低めだし、天気は回復傾向。日が差せば雪は解けるだろう・・・という事で、少し出発時間を遅らせて強行です!

ガイドブックだと常徳寺の裏に車を停めるような事が書いてありますが、探してもそれらしい登山道が見つからず・・・。お葬式の準備で朝早くからお寺に来ていた方に聞くと、しらみずの湯から156号を斜めに横断したところに林道があり、そこから登山道に入れると教えてもらえました。156号から林道の分岐には小さな看板が一応ありますが、ぼーっと走っていたら見落としそうな感じの看板です(;・∀・)。林道に入ってすぐのところですでに車が停まっていたので、先には行けないものと思い、同じ場所に車を停めました。

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30分ほど林道をひたひた歩きます。道はそんなに荒れていなかったので(一部舗装)、2駆でも何とか登山口まで行けそうだったなぁ・・・と思ったり。林道終点には車が5、6台停められそうなスペースがありました。早い時間に下山してしまうと転回がちょっと難しいかもです。

8:00登山口出発!

山頂まで4.8キロの標柱を発見。距離と標高差は荒島岳に似ている・・・!荒島岳がそんなにしんどい感触ではなかったので、ここもそんなもんだろう、と高をくくる我々。ノビに到っては、2時間で行けるんじゃないの?なんて暴言吐いてました( ; ゚Д゚)。後々明かされる大いなる勘違い♪結局コースタイムどおりにすら歩けませんでした・・・。

いきなり急登です(´д`;)。草が生い茂った藪っぽい道だったので、このままこんな感じが続くのだろうか!?と思いきや、途中からわりとしっかりした道に変貌しました。笹は刈ってあるし、よく踏まれています。

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この山できのこ狩りをする方もいるようですね♪なめこの判別すら怪しいので素通りですが・・・。

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藪の急登を登りきると、少し傾斜のゆるいブナ林地帯に突入です!朝日が斜めから差して、めちゃめちゃキレイ!!ヽ(´ー`)ノ

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8:45 3.8キロ地点通過。

近年設置されたような新しい標柱が距離を教えてくれます。この辺りはまったり道でした。しばらく山腹を巻きます。えーっと、誰だっけ?山頂まで2時間って言ったヒト・・・(;・∀・)まったり道にもかかわらず、早くもノビは足が上がらない・・・と言い出し、ヘロヘロです。まだ1時間も歩いてないのにー!(ノ ゚Д゚)ノ

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ブナ林がだんだん黄色くなってきました!あぁ~もう、本当に美しいです!(´∀` )。素敵すぎて足が進みません・・・。

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尾根に出ました!まだまだ眺望はありません。これまで、ブナの黄色一色な感じでしたが、ここらへんからカエデの赤い色が目立ち始めます。ブナの黄色も最高潮な色付きになり、紅葉満喫なんてもんじゃないです!すごい!

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まさに桃源郷・・・(´∀` )

9:25四等三角点通過。

プロムナードなとっても素敵な尾根歩きでした♪(過去形)

ここから怒涛の直登開始!!(((( ;゚д゚)))

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写真ではあまり伝わりませんが、すんごい急なんです( ; ゚Д゚)。しかも、前日の雨でぬかるみ、粘土質な地面がぬるぬるのずるずるで前に進めない(´ヘ`;)。下りはしりもち必死!荒島岳は階段状に整備されており、フラットに足が置けるのですが、この山は一切階段がありません。階段は嫌だ・・・とか、かつて文句をたれた事もありますが、

急斜面を階段状に整備しなかったらこうなるんだ!!というのを思い知ったというか・・・(;・∀・)

常に無理な角度で足首が曲がっているため、かかとが擦れ、今まで靴擦れをした事が無い靴でしたが、とうとう靴擦れ寸前に。モーレツに急です。そして、果てしなく続く・・・。もう階段に文句言いませんから!!(;´Д`)

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道の過酷さに比例して紅葉はますますキレイです!急登も苦になりません・・・ウソです・・・。

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来た道を振り返るとなんとなく眺望が開けてきました。こんだけ登ればさすがに高度も上がるというものです!ヽ(`Д´)ノ

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しばし現実逃避・・・。

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10:10白ガレ着!

低木の稜線になり、いよいよ三方崩山の核心に突入です!あー、やっとここまで来れた・・・(涙)

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どーんと山頂が望めますヽ(´ー`)ノ険しく立派な山容です!目標物を発見し、テンション激上がり!

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紅葉はこの辺がまさに絶頂!ヽ(´ー`)ノ

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御母衣湖が大きく望めます。低山ながらも、楽しい稜線歩きが楽しめていい感じです~!

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南側は日が当たり、登山道にも雪はないのですが、北側の斜面は真っ白。木についたえびのしっぽが融けて雪のように降り注ぎます。

稜線は、アップダウンがあります。突起はほとんど巻きません。基本的にダウン少な目、アップ!アップ!アップ!という感じです(;´Д`)

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斜面は引き続き大変急です。切れ落ちている箇所はあんまりなく、鎖やロープが整備されているので恐怖感はありません。岩場が続きます。ぬかるんでドロドロな急斜面に比べれば、足がかりのある岩場の方が気が楽です(相当急なので初めて山を歩く方にはとてもお勧めできません)

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ガスガス・・・(´・ω・`)

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おぉっ!!ブロッケンだ!(゚∀゚ )

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崩れ落ちた斜面の際を何回か通過します。北側は切れ落ちていますが、南側は低木が茂り、斜面がゆるいので寄り過ぎなければ大丈夫!ほんとうに、ほんとうに崩れ山です(;´Д`)高所恐怖症のノビは顔が引きつっていました・・・。

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山頂がいよいよ射程圏内に♪いやー、距離は近いのに、大変遠く感じる山です(;・∀・)

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山頂直下は北側なので、こんもり雪が残っていました。融けかけていたので、この日は特に問題ありませんでしたが、時期によってはアイゼンが必要なのかも・・・。道は部分的に非常に細く、崖っぷちではないものの、踏み外したら数メートルは転がりそうな感じなので慎重に進みます。

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12:00三方崩山山頂着!!

着いたー!!!ヽ(´ー`)ノ(ノ´ー`)ノ(ノ´ー)ノ

通常の低山ではなかなか体験できない充実の稜線だったのでした・・・!

白山方面の展望は木立にさえぎられ、あまりありません。奥三方方面に行けば、大変眺めがよいようですが、明瞭な道はなく、薮コギ必死!?

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東側は抜群の展望です( ´∀`)。御嶽、乗鞍、北アなどがぐるっと見えました。いずれも山頂は真っ白で・・・雪と氷に閉ざされた世界になってしまうんですね。数週間前に歩いた稜線を思ってせつなくなってしまいました(´・ω・`)

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歩いて来た稜線です。うーん、脆く痩せた尾根です・・・。

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今日のお昼はカップラとおにぎりです♪日差しはあたたかいものの、非常に寒い。秋の山はカップラに限ります。山頂はとても狭く、10人ぐらいで満員。たくさんの人がぎゅうぎゅうになって昼食を楽しんでいました。

せっかくたどり着いた山頂なのでゆっくりしたかったのですが・・・出発が遅かったのと、下りも時間を要する印象だったので、のんびりできません。山頂もどんどん人が居なくなり、気持ちが焦ります。さー、帰りますよ!?

12:55下山開始。

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これから進む道のりを眺めながら下れるので気持ちがいいです( ´∀`)。去りがたいですねぇ・・・。

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急です・・・大変急です・・・(;・∀・)。行きはよいよい(いや、よくはないが)帰りは怖い山・・・。

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写真の白い岩は、濡れていないのにもかかわらず何度か滑ってコケそうになりました(;´Д`)

14:20白ガレ通過。

だいぶ日が傾いてきました。本日第二の核心!ぬるぬるの急斜面に突入です(涙)

四等三角点の付近まで、ここからずーっとロープがついています。

正直、ロープ無しでは生きてゆけません!!!((( ;゚Д゚)))

ロープを頼りに滑り落ちて行く感じです。果てしなく続く急降下。怖いよ~・・・(;´Д`)

今度来る時は、一週間以上雨が降っていない時を見計らって来ます!絶対!!

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14:45四等三角点通過。

終った・・・。こうして後からコースタイムを見ると、たいした時間は下っていないのですが・・・。

癒しの地帯に突入♪傾いた日差しがとってもとっても美しいです。

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木漏れ日に癒されながら、最後の紅葉を満喫!

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素敵だね。生きているんだね。また来ようね・・・。

急降下で弱った足をいたわりつつ、のんびり下りました。

15:45登山口着!

なんとか無事に帰還いたしました!薄暗くなりかけた林道を20分ほどてくてく歩いて車に到着。心も体もたっぷり満たされて、とっても充実した山旅だったのでした( ´∀`)。素晴らしすぎて言葉になりません。春も夏も秋も、山はたくさん形にならないものを与えてくれます。ありがとう・・・!

三方崩山総評。

名前通りのハードな山でした(;´Д`)。山頂は360度の展望ではなかったですが、期待を裏切らないすばらしい稜線に大満足!ブナ林や、尾根伝いの紅葉は大変見事で・・・。癒しの山・・・ではないですが、苦労が報われる、奥美濃の山の奥深さを堪能できる、素敵な山でした!( ´∀`)

レッツゴー!

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