« 深い!塩見岳① | トップページ | 雲の上はド快晴 »

2007年9月15日 (土)

深い!塩見岳②

1日目はこちらですヽ(´ー`)ノ

塩見岳(百名山 標高3047m)

2007年9月2日(日) 2日目

3時すぎ、出発する方の物音で起床。外は真っ暗。雨は降っていない模様です。

外を見ると、テン場がガスガスでもやーんとしている・・・(´ヘ`;)このまま下山するのか、塩見を目指すのか、一瞬悩みましたが

歩き足りない!!展望がなくても歩きたいっ!!

という結論に達し、あっさり出発することに(;・∀・)

ミネストローネ(昨夜に続きトマト攻撃?)とパンを食べて腹ごしらえ。テントは張りっぱなしで塩見に登り、帰りに撤収して下山します。

コースタイムが長いので早立ちは必須。初のヘッ電歩行ですよ~。

4:20三伏峠出発。

真っ暗なので写真がありません。

分岐までは昨日歩いているので安心ですが・・・ですが・・・

パナソニックのヘッ電暗すぎ!!Σ(゚д゚lll)

照度より電池の持ちを選択した結果、当たり前だが暗かった。。。

分岐を過ぎると登りだします。道は幸いはっきりしているので迷うことはなさそうです。しかし、1メートル先もわからないような状況で足は遅々として進まず、まさに手探り状態。

初めて歩く道をヘッ電で進むのは無謀!?(;・∀・)

と、強く思ったのでした。こんなに歩けないなら、5時に出発しても同じだよー・・・(´д`;)

4:35三伏山到着。

P9020550

デジカメでコースタイムを取っているのでとりあえず撮影。雨が降ってきました。先行しているパーティーは居るものの、姿は全く見えず、後から人が来る気配もなく・・・かなり心細いです。今なら、ネズミが出てきても心臓麻痺で死んでしまいそう。

と、その時

ヘッ電の電池が切れたー!!!(||| ゚Д゚)ガーン!!

あーもームリっ!!ほんとムリです。もう二度と単独でヘッ電歩行なんてしないぞ・・・と心に誓い、必死で真っ暗な中、電池交換。うひー。

気を取り直して再出発です。

日の出は東京が5時13分とラジオで言っていました。徐々に空が明るんでくるものの、深いガスに包まれているのでいつまでたっても薄暗い。うっすら空がピンク色になり、これが今日の朝焼けの模様・・・。なんでもいいです。暗くなければ・・・。三伏峠から下って、本谷山に登り返します。

P9020552_2

5:35本谷山到着。

明るくなった・・・(´∀`;)

相変わらず人の気配がありません。なんだか怖いので水を飲んでそそくさと出発です。

本谷山から再び下ります。ダラダラした下りです。これから、何度もアップダウンを繰り返すのですが、下っている方が多く、高度計の数字がどんどん下がっていくのでブルーになります(;´Д`)

P9020557_2

雨は降ったり止んだり・・・。

P9020560

濡れた草木が道にかなり張り出しているので、止んでいてもカッパが脱げません。こんな感じの傾斜が少ない道を登ったり、下ったりします。

P9020590

美しい林です。ですが・・・なぜこんなに木が大きいんだろう?今日登る山はは3000メートル越えてなかったっけ??始めはハイマツ帯と樹林帯を交差していたものの、そのうちほとんど樹林帯になり、ガスで塩見は見えないし、どこを目指しているのかわからなくなってきます。塩見小屋からやってきた方とすれ違いだすようになり、とりあえず道は間違っていないから安心?(地図を読みましょう!)それにしても、人間の気配が薄い山です。天気もあるだろうけど・・・お盆の北アとのギャップについて行けません(´ヘ`;)

P9020564_2

6:55塩見新道分岐着。

ここまで常に立派な標柱がありました。誰かが担いで設置したのでしょうか?東海パルプの社有林だそうです。

ガスで眺望がないからか・・・珍しくコースタイムより早いです。先行しているパーティーには全く追いつかないので、きっとコースタイム自体がゆるめに設定されているのでしょう。

塩見新道分岐手前から急登になりました。忍耐のゆるーいアップダウンが終了し、ようやくまともに登り出したので大喜び!!ヽ(´ー`)ノ

P9020566

嫌いな登りが苦になりません。目的に近づいている感があります!

P9020567

そしてついに!!ハイマツ帯に復帰!キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

長かった・・・。ここまで来たら、塩見小屋はすぐそこです。

P9020568

7:15塩見小屋着。

人間のにおいがする・・・(´;ω;`)ありがたいです。ながーい樹林帯を乗り越えて、言葉になりませんが、とにかく感無量。とても小さな小屋で、奥の方に緑色のテントのような建物がありました。そちらで宿泊するようです。繁忙期はかなり混雑すると聞いていましたが、見て納得です。テン場があったらいいのになぁ~。

P9020570

小屋の前にはタープが掛かっていて、雨をしのぐことができました。ベンチに座り、おやつを食べて、まったり休憩。商品が微妙に三伏小屋より安いのが気になります。何故だろう?こんなに山深いのに・・・。

寒いので暖かい飲み物が欲しいところです。しかし、あいにくガスをテントに置いて来てしまったのです。持ってくればよかったと後悔。

塩見小屋に荷物をデポしてピークに行く方がほとんどのようでしたが、視界が悪く、気温が低いので不安になり、ザックは背負って行きました。

7:40塩見小屋出発。

P9020572

塩見小屋からハイマツ帯をしばらく歩くと、岩稜の登りになります。庭石に使えそうな真っ赤な石がありました。岩岩した景観に、やっと高い山に登っている事を実感!わーいわーいヽ(´ー`)ノ

P9020573

頂上の稜線直下はよじ登る感じの岩場で、雨で濡れて滑りやすく、何度か膝を打ってしまいました(´;ω;`)岩場は苦手です・・・。浮石が多いので慎重に進みます。

次第に風が強くなり、霧のような雨が顔面に吹き付ける・・・つめたいよー。やっかいな岩場をのろのろ進みつつ、山頂はどこなんだろう?くたびれたから休憩しよかな・・・と思っていたら!

P9020575_2

8:55塩見岳山頂着!

恐怖のヘッ電歩行開始から4時間35分経過。倍以上の時間を歩いたような錯覚に陥ります。深い深い山です。視界は無いですが、登頂できて本当に嬉しいっ!!(´∀` )

塩見岳は双耳峰で、三角点は西峰にありますが、標高は東峰の方が高いです。東峰にも行ってみました。

P9020577_2

西峰から5分くらいで来られます。うーん、撮る物がないから標柱ばかり撮影している・・・(;・∀・)東峰は激しく岩場なので、休憩は西峰で取ったほうがよさそうです。タッチしてすぐに戻りました。

頭上には厚いガスが垂れ込めており、体が押されるくらいの強風と霧雨の中、しばらくぼーっとしていました。山頂には誰も居ません。独占なのはいいですが、記念撮影がお願いできません(´ヘ`;)寒さに頭がモウロウとしてきたので下山します。快晴の時にまた来るよ~!

9:20塩見岳山頂出発。

標高を下げるにつれ、少しずつ風が弱まってきました。この日は大荒れの天気ではなかったけど、やっぱり稜線の気象は厳しい。無事に山頂まで行けた事に感謝です。

10:10塩見小屋着。

P9020579

再び小屋に戻り、休憩。山バッジを購入。これは三伏峠から見た塩見岳でピンバッジタイプのもの。600円。他に、塩見小屋から見た塩見岳のペンダントもありました(700円)。独特な雰囲気の素敵な山バッジを購入できてご満悦(´∀` )

P9020580

最近ハマっている山食。ドライマンゴー。特にこのメーカーのはおいしいです。水で戻すとさらによいですが、もちろん生で食べてもOK!少量でおなかいっぱいになります。高いのが難点(;・∀・)

10:40塩見小屋出発。

ひたすら来た道を戻ります。テントを撤収して下山し、さらにそこから5時間下道を走らなければならないのです(´д`;)。しかし、すでにお疲れモードで足が進まない。。。

P9020592

グレーな色味の中でナナカマドが輝いて見えました。

P9020591

もうじき紅葉なんですね・・・。

P9020594

帰りはどんな道かわかっているので、精神的に楽でした♪アップダウンも来た時ほどは苦になりません。眺望がないので黙々と前進します。これから塩見小屋を目指す人は少なく、すれ違う人はほとんどありませんでした。

12:10本谷山通過。

P9020602

13:00三伏山着。

明るいよ~!真っ暗だった頃がなんだか懐かしい・・・。

13:10三伏峠着。

P9020603

テントはもうほとんどないですねー。朝と変わらないしっとりした霧に覆われ、テントはずぶ濡れ。遅い時間にもかかわらず、お昼ごはんを食べたりしてダラダラ過ごしてしまいました。食後に温かいココアを飲んで完全復活!帰るど!!

P9020605

お世話になりました。とってもまったりできるテン場でした。快晴の時にまた来るよ!

14:40三伏峠出発。

P9020613

途中・・・木陰から青空が顔をのぞかせました。すっかり忘れていたけれど、真っ白なガスの上には青空があったのですね~!

下っても歩きやすい道です。これから三伏峠に泊まる方と何人かすれ違いました。明日は晴れるといいですね( ´∀`)

16:30鳥倉口着。

バスはもう出てしまったので林道を歩いて下ります。40分くらいかかりました。コースタイムでは30分ですが、平地でエアの入ったスニーカーを履いていても3キロの道のりを30分では歩けません・・・。

大鹿村に至る林道は夕日が差し込んでとてもキレイでした(急カーブ連続!運転で必死だったため、写真は無し)。下界は晴れていたようです。途中で鹿の群れに出会いました(゚∀゚ )。大小合わせて5頭くらいかな?大鹿村から分杭峠までの道のりはとても山深いのに開けていて、開放感があります。モリの大好きな道です。かつてバイクでよく走りに来ました。センチメンタルな夕暮れの空気に包まれながら、展望は無かったけど、美しい森は心に染みて、素敵な山だったなぁとしみじみ思ったのでした。

塩見岳総評。

森に癒される山旅でした。健脚な方は日帰りするようですが・・・無理ですね(;・∀・)。目的のマツムシソウを見ることができて、満たされました。本当はとっても展望のよい山なので、快晴の時にぜひぜひ再挑戦したいです!

レッツゴー!

|

« 深い!塩見岳① | トップページ | 雲の上はド快晴 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。